なぜ?SEO対策で検索順位が上がらない10の理由

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善代表取締役/マーケター
株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/Web集客に強いマーケター/ これまで累計90業種以上のビジネスに関与。中小企業・ローカルビジネスのためのWebマーケティングをワンストップで支援する/自身でセミナールームや整体院、zoom配信サポートなどの事業を経営。著書に「ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本」(つた書房)がある。SEO/MEO対策、優良顧客を集めるためのメディアミックス、Webマーケティング戦略にめっぽう強い。

今回のテーマは【検索順位が上がらない10の理由】について、お伝えしていきたいと思います。

なかなかSEO対策で頑張っても検索順位が上がらない、逆に検索順位が落ちてしまったという相談や悩みがあると思います。
今日はその悩みに対して対応できるように検索順位が上がらない、10個の理由をお伝えしていきたいと思います。



タイトルタグに対策キーワードが含まれていない

理由。

1つ目は「タイトルタグに対策キーワードが含まれていない」です。

「このキーワードで上げたいです!」と相談いただいた際そのタイトルタグを見ていくと、そもそも対策キーワードが含まれていない場合があります。

実は、どれだけ頑張ってもタイトルタグに対策キーワードが入っていなければ検索順位が上がることはありません。

例えば、書店に「歴史」「政治」といったカテゴリーで分けられている「インデックス」というものがあると思います。
インデックスに「歴史」で検索順位を上げたい場合、歴史というタグをつける必要があります。

SEOでいうタイトルタグはそのことで、そのカテゴリーに入れるためには、そもそもタグをつけなければなりません。

そのため、タイトルタグに対策キーワードが入っていない場合、そのページはそのタイトルで認識される事がありません。

例えば、エステという検索キーワードを上げたければ、タイトルタグに「エステ」と入れなければいけないということです。

それが入っていなかったら、そもそも上がることがないので、見直して頂けますと幸いです。

WEBサイト内で右クリックし、ページの「ソースを表示」をクリックすれば、その中に「タイトルタグ」が入っています。
そのタイトルに何が設定されているかを見て頂きたいです。

関連記事:SEO設定の超基本~タイトルタグ、ディスクリプション設定の9つのコツ~

見出しタグが最適に使われていない

理由。

2つ目は「見出しタグが最適に使われていない」です。

Googleは、WEBサイトを読み込んでいく際(クロール)に、まずタイトルや見出しの部分(WordPressの見出し1見出し2 見出し3などの見出しの階層)を読み込んでいくと言われています。

この見出しタグをしっかり使うことで「サイトはこのような構成で作られている」というのを瞬時に判断する事ができています。

見出しタグが使われてないと見た目的にもメリハリがなく、Googleにとっても読み込みがし辛くなってしまいます。

見出しタグを使って頂くことでWEBサイトの構成をGoogleにアピールすることができますので、使っていただけると良いと思います。

競合サイトに比べてページの情報量が劣っている

理由。

3つ目は「競合サイトに比べてページの情報量が劣っている」です。

情報量は多ければ多いほど良いとは一概には言えませんが、比較的に情報量がしっかりあるほうが、上位に上がっている傾向があるように思われます。
ただし「文章をたくさん作ればいいのですか?」ということではありません。

情報量というのはテキストだけではなく、画像や動画なども含めての情報量のことです。

検索上位にならない際、競合サイトと比べてページの情報量が劣っている場合があるため、まずは自分が狙っているキーワードでどこの競合サイトが上がっているのかを検索で見つけてください。

そして、その競合サイトをしっかり読み込んでいただき、どんな情報が書かれているのか、どれくらいの情報量が書かれているのかをチェックしてみましょう。

これは相対評価なので自分のサイトよりも優れたサイトがあれば、当然そのサイトの方が評価される傾向があります。
他のサイトがどんなことをやっているのか、どういうコンテンツを提供しているのかをチェックして頂きたいです。

関連記事:YouTube動画をホームページに埋め込むとSEO対策に効果あるって本当?動画作成アイデア10選も紹介

内部リンクが少ない

理由。

4つ目は「内部リンクが少ない」です。 WEBサイトは、滞在時間がすごく重要です。

WEBサイトに訪れた方々が平均何ページ開いてくれていて、何分間そのサイトに滞在してくれているのか、その要素が重要視されています。
内部リンクがないということは、そこから他のページに飛びづらい状態になっているということです。


例えばWikipediaは非常に内部リンクが多いサイトです。
そのため、どのキーワードで検索をしても比較的上位に上がっていると思います。
内部リンクが少ないのは自身のサイトが上がっていない理由にもなると思われます。

関連記事:【SEO対策超基礎】メリデメ、キーワードの選び方、具体的な対策方法まで一挙解説!

対策キーワードに対してコンテンツの内容が「ズレ」ている

理由。

5つ目は「対策キーワードに対してコンテンツの内容がズレている」です。
検索というのはユーザーからの質問になるため、ユーザーからの質問に対する的確な答え、なおかつ分かりやすい答えが提供されているサイトが比較的上に上がってくるようになっています。

自分たちが言いたいことや伝えたいことだけではなく、ユーザーが知りたいことに沿った情報になっていて、それが分かりやすく伝わっていること、場合によっては図を使ったり、事例を入れたり、動画を使って解説していくことなども必要だと思います。
そういう所も含めてコンテンツ内容の質が問われますので、コンテンツの内容がユーザーの質問に対する的を射ているのかどうかをしっかりチェックして頂きたいと思います。

サイトのページ数(インデックス数)が少ない

理由。

6つ目は「サイトのページ数(インデックス数)が少ない」です。
これは「site:ホームページのURL」を入れて頂いて検索かけて頂くと今の自分のWEBサイトがどれくらいGoogleにページとして認識をされているのかという事がチェックできます。
GoogleサーチコンソールというGoogleが提供している無料のツールがあり、そちらでもチェックをすることが可能です。

自分が作っているページが、インデックスされているかどうかをしっかりチェックして頂くことが大事です。

このインデックス数が、ある程度多いサイトと少ないサイトではインデックス数が多いページの方が有利に働く傾向があります。

また、ページをたくさん作ってもインデックスされていないケースもあります。

そちらについてはまた別の理由がありますので後ほどご紹介します。

関連記事が足りない

理由。

7つ目は「関連記事が足りない」です。
例えばエステというキーワードで上位表示したい場合は、エステに関係する情報の充実、関連する記事が必要になります。

エステでも色んなエステの方法があると思います。
そのエステの方法を検索しているユーザーのニーズに満たすような、関連するページや記事の情報量が有るか無いかが重要になってきます。
お客さんが「エステという物に対してどんな物を求めているのか」に対してしっかりと適応するページが、バリエーションとして用意されているかどうかが重要になってきます。

先ほどの内部リンクが少ないということにも関連する話ですが、この関連記事があるかどうかが非常に重要になってきます。
そこをふまえてしっかり内部リンクを付け、関連記事として紹介をして他のページに誘導をする、そういう事もしっかり合わせて行って頂けると良いと思います。

サイト開設したばかり

理由。

8つ目は「サイト開設したばかり」という状態です。
これについてはそもそも時間が少しかかります。

やはり新規のサイトで狙ったキーワードで上げていくとなると、難易度にもよりますが3ヶ月から6ヶ月、長ければ1年かけて行うことが必要になる場合もあります。

新規ドメイン(インターネット上の住所のようなもの)の新規サイトでは時間が掛かるということは理解いただきたいです。

弊社のサービス紹介:順位アップ保証付きのSEO対策に強い会社ならマーケティングエッセンシャルズへ

Googleからペナルティを受けている

理由。

9つ目は「Googleからペナルティを受けている」です。
コピーコンテンツや隠しテキストは最近では少ないですが、昔はキーワードを沢山並べてそれを見えないようにコーディングをするというテクニックがありました。
そういうものもペナルティを受ける対象になってしまいます。

あとは被リンクという、外部のリンクを集めるためだけに人工的にWEBサイトを作成して量産していると、ペナルティを受けてしまいます。
Googleからペナルティを受けていると、いくらコンテンツを頑張って作っても、全く検索にヒットしないようになってしまいます。
まずはペナルティを受けている要因をしっかりと分析して、それを解消していくことが必要になります。

関連記事:やってはいけないSEO対策(スパム行為)

コピーコンテンツ、低品質コンテンツとみなされている可能性がある

理由。

10個目は「コピーコンテンツ、低品質コンテンツとみなされている可能性がある」です。
例えば少しだけキーワードを変えた同じようなページを量産するということを行っている方がいらっしゃるのですが、こういった行為はユーザーにとって良いと思われる行為ではありません。

低品質で同じようなページを量産することによって無理やりインデックス数を増やそうとしたりする方がいらっしゃいますが、それはあまり意味がないため1ページ1ページ丁寧にユーザーのニーズに合わせたコンテンツを作っていくということが大切です。

楽をしてSEO対策行うことはできません。 実際に「楽をして何かやろうとする」とか「効率的にやろう」とすることで低品質コンテンツが生まれてしまうことがあります。

最近でも用語集のようなコンテンツをページ内に作られているサイトを見受けるのですが、これも非常に注意が必要です。

1つ1つのページに用語解説として短文の記事やアンケートなどを記事に載せる、特にアンケートだけ載せると単なる画像だけであるため、この場合も低品質コンテンツと見なされる
この辺りも注意が必要ですので、自分のサイトに低品質コンテンツと見なされるようなページがないかどうかも、ぜひチェックして頂きたいと思います。


あとはコピーコンテンツに関しても、自分たちがそういったコピーコンテンツを作っている、他のサイトからパクって作成しているつもりがなくても自分のサイトが他のサイトにパクられてしまう場合もあります。
中にはその際に評価が悪くなってしまうこともあるため、そういうところも注意しながら見直しをしたり、定期的にコンテンツをブラッシュアップしたりしていくことも必要になってくると思います。
そのあたりもぜひ参考にしていただき、検索が上がらない方は、対策をとって頂きたいなと思います。

まとめ

今回は検索順位が上がらない10の理由についてお話させて頂きました。

以下10個を検索順位が上がらない時のチェックリストとしてぜひお使い頂ければ幸いです。

①タイトルタグに対策キーワードが含まれていない
②見出しタグが最適に使用されていない
③競合サイトよりもページの情報量が尖っている
④内部リンクが少ない
⑤対策キーワードに対してコンテンツの内容が「ズレ」ている
⑥サイトのページ数(インデックス数)が少ない
⑦関連記事が足りない
⑧サイトを開設したばかり
⑨Googleからペナルティを受けている
⑩コピーコンテンツ、低品質コンテンツと見なされている可能性がある

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。



Web集客お役立ち資料

ローカルSEO完全攻略ガイド&MEO対策実施チェックリスト

最新のWeb集客ノウハウが満載のSEO対策ガイド&MEOチェックリストを無料でプレゼント!
資料をダウンロードする