【反応率の高いLPの作り方のコツ5選】Google広告で反応が取れるランディングページ制作方法を解説!

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。

今回は、Google広告で反応が取れるランディングページ(LP)を作成するポイントを紹介します。

ランディングページ(LP)とは、検索エンジンからWebサイトを訪問するユーザーが最初に目にするウェブページのことです。Googleの検索広告、Meta広告、Youtube広告、LINE広告などを運用される際に、リンク先としてLPが必要になります。

「LPとは何か」、「使用目的とは何か」についての詳しく知りたい方は、下記ページでもお話していますので、合わせてご確認下さい。

今回ご紹介する内容は細かい部分が多いですが取り入れていただくことで、反応率の高いLPが出来上がっていきますので、是非LP作成のヒントにしていただきたいです。

1.「Googleで反応が取れない」広告の特徴とは?

まず、Googleで反応が取れない広告の特徴をお伝えします。LP制作だけでなく記事を作る上でも重要な要素となるので、ここで紹介する特徴を理解して頂きたいです。

1-1.ターゲットが明確になっているか?

「年齢」「性別」「価値観」などを設定した上でLPを作ることが大切です。
ターゲットをはっきりさせないと、広告の訴求方法や効果が出しにくくなってしまいます。

例えば「20代女性の学生の方」と「40代男性の会社員」では、伝えたい内容や表現が変わるはずです。

LPの制作を行う上で、ターゲット設定は重要な要素となるので、既に作成したLPも「どんなターゲットに訴求しようと思ったのか」改めて見直してみて下さい。

ターゲットを明確にする重要性やLPを作る要素を詳しく説明しているコラムもありますので、より詳しく知りたい方は1度ご確認下さい。

1-2 設定したターゲットが使用するキーワードで対策しているか?

設定したターゲットが検索するときに使うキーワードを想定して対策を打つ事が大切です。

このキーワードの設定をおろそかにしてしまうと、実際にLPを公開しても検索結果上でLPが表示されない事が起きてしまいます。また、検索結果上に表示されたとしても、想定していなかったターゲットから問合せが増えてしまい、効果が得られない可能性もあります。

ターゲットの設定ができているのであれば、「どんなキーワードで検索しているのか?」まで考えて対策を打つようにしましょう。

「どのようにキーワードを決めればよいか?」と悩まれてしまいましたら、参考動画も載せておきますので、この動画もご確認ください。

1‐3 ユーザーが求める情報が記載されているか?

「ターゲット設定」や「どんなキーワードで検索しているか」はできているケースが多いと思います。

ただ結局のところ、LPの内容がユーザーが求める情報ではない場合、仮に記事を読んでもらったとしても離脱してしまう可能性が高いです。

例えば、「腰痛」で悩んでいて、特に「ぎっくり腰」かもと思っている方がいるとします。その方が「名古屋市 ぎっくり腰」で調べて興味を持った記事を見た際、腰痛専門院ではあるものの、ぎっくり腰を治すような内容やイメージを検索したユーザーが持てなければ離脱されてしまいます。

「腰痛専門治療院でぎっくり腰も対応できる」と自分で思っていても、そういう内容でユーザーにも伝えないとユーザー獲得に繋がらないので注意しましょう。

2.反応率の高いランディングページ(LP)の5つの作成ポイント

先程「ユーザーが求める情報」をまとめることが大切であるとお伝えしましたが、具体的にどんなポイントでLP作成を進めればよいか、5つのポイントにまとめて紹介します。

この5つのポイントを抑えることで、Google広告で反応率を上げるきっかけにもなるので、是非取り入れていただきたいです。

2‐1 関連性

1つ目のポイントは「関連性」です。

先程も腰痛専門院を例に簡単にお伝えしましたが、重要なことなので改めてお伝えします。

検索広告の例としてGoogleの検索広告の場合、広告文を設定でき、それがGoogleの検索結果に反映されます。その際のキーワードと表示される広告文、それに対しリンク先のLPの関連性が非常に重要になります。

ユーザーが期待しているものは検索キーワードと広告文の内容のため、検索キーワードと広告文は一致しているものの、リンク先のLPの内容が全然違う場合、「何だこれ、期待してるものと違ったじゃないか」ということで離脱してしまいます。

このような事を繰り返されると、「滞在時間がよくない」「離脱率が多い」とGoogleから判断をされ、検索結果のランキングを下げられる可能性があります。そのため、検索キーワードと広告文とLPの情報が一致しているか、関連しているものであるかを確認していただくことが大切です。

文字だけでは分かりづらい場合は、関連する画像や動画で伝えることも大切なことです。

特に動画については、ユーザーに有益な情報提供の1つの手段にもなりますし、「滞在時間が伸ばすきっかけ」にもなりますので有益な手段でもあります。

また、Meta広告などで、広告配信する際に広告や見出しなど、クリエイティブ(画像、動画など)の全体、それらの内容、書かれているものに基づいて、広告配信をどのようなターゲットにするのかということを決めていきます。

そういったものも加味されていますので、広告文やテキスト、クリエイティブに掲載されている情報なども、きっちりと関連性があるものにするのが、非常に重要になってきます。

2‐2 専門性

2つ目のポイントは「専門性」です。

売っている商品やサービスについて語る権利がある人または会社であるのかを、ユーザーは見ています。専門的な資格や実績、経験をしっかりプロフィールに載せて網羅することが必要になります。

そうすることで、その分野や悩み、カテゴリーに対して値する人や会社だとユーザーから見られるようにしていきましょう。

「専門性」は、E-E-A‐Tの1つでもあり、重要な要素の1つでもあります。弊社代表 栃本がYouTube動画でも「専門性」について解説している動画がありますので、こちらも一緒にご確認ください。

2‐3 透明性

3つ目は「透明性」です。

たとえば商品説明において、メリットは多数書いてあるけれど、デメリットが全く書いてないということがよくあります。

下記をしっかり守れているか、確認してみましょう。

・メリットとデメリットがしっかり書いてあるか
・過大広告をしていないか
・商品がどういうものであるのか、
・形があるものならその商品の写真が載っているか

またコンテンツビジネスに関しては、無料オファーという、まず無料で何か提供しオプトイン、メルマガやLINE登録していただきそこから販売、という流れになりますが、無料サービスなどのLPに関しては、どこで利益上げているのかをきちんと説明する責任があります。

無料だけでやっているところは、やはり怪しく思われてしまいます。

「何か裏があるよね」ということをユーザーも思っていますので、、無料サービスだけではなく、その後に有料でこういう商品、サービスを提供していますということを、包み隠さず説明することが大切です。

LPの中に、どのようなサービスを提供しているのか、価格の一覧などを簡単にでも掲載しておくことによって、「ちゃんとこれを売っている会社なんだな」「これを売って利益を上げている会社なんだな」と、ビジネスの透明性をアピールができます。

ただ、「必ず全ての料金を載せる」必要はありません。記載の仕方によってはトラブルにつながるケースもあります。どのように記載すればよいか悩まれてしまう場合は、動画も一緒にご確認いただきたいです。

2-4 操作性

4つ目が「操作性」です。

操作がしやすいことは非常に重要なのですが、以下のようなものは、機会損失や評価が下がってしまいます。

・何回もポップアップ表示がされる
・サイトの表示速度がすごく遅い
・何回もクリックしないといけない
・直感的に作られていない

そもそもスマホ対応やレスポンシブ化(端末に合わせWEBページを最適化すること)をするのは、マストですが、操作性が悪いのは非常にもったいないので、しっかり改善していただきたいです。

2‐5 信頼性

5つ目が「信頼性」です。

サイト自体の信頼性を上げていくということなのですが、デザインの信頼感も非常に大事です。怪しい色使いをしてないか、画像などでもフリー素材を多用しているようなものは、少々信頼性に欠けます。

他にも画像のサイズを最適化すること、例えばスマホで見ているのに画像がバーンと大きくなってしまうとか、サイズがそもそも合っていないなど、そういったところを修正しサイト自体の信頼性を上げていくことが重要です。

先ほどの透明性のところと近い部分があるのですが、売り手の写真、その会社の写真といった、社内の雰囲気を出すことでその信頼性も上がっていきますので、売り手の写真を出すというのも非常に重要になってきます。

何者であるかというところで、運営者、売り手、代表の方の挨拶を書く、どういう人物であるかをきちんとプロフィールに載せておくこと、プライバシーポリシーや運営会社の紹介などの説明をしっかり書いてあること、商品販売している場合ならば、特定商取引法の言及をしているかなども非常に重要になってきます。

以上5つのポイントを紹介しました。この5つのポイントを抑えてLP作成を行っていただきたいです。

ここで紹介したポイントは、反応が取れるLPというだけでなく、広告の品質にも関わります。

Google、Metaなど、それぞれの広告審査があり、それに対してのページをきちんと意識して作らないと、広告の品質スコア、評価が下がってしまい広告の表示率やパフォーマンスが悪くなってしまいます。

※「品質スコアとは何か?」という方はこちらの記事をご確認ください。

3.ランディングページ(LP)の制作手段

LPの作り方、反応率を高めるためのポイントをお伝えしましたが、最後に実際にLP制作の手段について2つ紹介します。

①ランディングページ作成ツール

制作会社に依頼しなくても作成できる方法もあります。有名なツールの1つに「ペライチ」があります。無料プランもあり、初期投資を抑えて作成することも可能です。

また、htmlやCSSなどの専門知識がわからない初心者の方でも簡単に操作できます。

このようなツールを活用し、今回のポイントを踏まえて作成して頂くことも手段の1つです。

②WEB制作会社

プロに任せて作成したいとお考えの方は、WEB制作会社にお願いする方法も1つです。LPを制作できる会社はたくさんあるため、目的を明確にしつつ、各社を吟味して選択して頂けると幸いです。

少し余談ですが、ありがたいことに弊社は、「名古屋市でランディングページ制作とマーケティングに強いホームページ制作会社」としてご紹介頂きました。例えば、「LP制作と一緒に、Webマーケティングも一緒に相談したい」とお考えでしたら、弊社も選択肢の1つになるかと思います。

他にも、「ライティングに実績がある会社」「デザインを重要視したい」「できる限り低価格で作成したい」といった目的もあると思いますので、その点を考えた上で制作会社を選んで頂けると幸いです。

4.まとめ

今回ご紹介したLP制作のポイントはお役に立てましたでしょうか。

自分で制作するにしても制作会社に依頼するにしても、今回のポイントを踏まえた上で制作して頂くことで、信頼性の高いサイトを作るきっかけになります。

既にLPを制作している方は、今回の内容と作成した記事を見比べながら、足りないところは取り入れて頂けると幸いです。