ホームページ集客
ホームページ公開後の運用管理ですべきことは?
投稿日:2021.04.24
投稿者プロフィール

- 代表取締役/マーケター
- 株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/Web集客に強いマーケター/ これまで累計90業種以上のビジネスに関与。中小企業・ローカルビジネスのためのWebマーケティングをワンストップで支援する/自身でセミナールームや整体院、zoom配信サポートなどの事業を経営。著書に「ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本」(つた書房)がある。SEO/MEO対策、優良顧客を集めるためのメディアミックス、Webマーケティング戦略にめっぽう強い。
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作成したホームページで成果を得るためには、製作後の運用管理がとても大切です。
しかしながら、企業のWeb担当者がホームページ集客の知識を持たないため、成果を上げられないケースも多いです。そこで今回の記事では、ホームページに人を集めるにはどのような知識が必要で、どう進めていけばいいのか、ホームページ公開後の運用方法を解説いたします!
ホームページ公開前に意識すること

ホームページを運用するにあたって重要なことは、
- ホームページの目的
- ホームページのターゲットユーザー
上記2点の軸を明確にすることです。
ホームページの目的を明確にする
ホームページ制作に際して、自社の商品㏚や来店の促進など、ホームページを作る目的を明確にしてから行いましょう。
目的が曖昧なままだと、メッセージやコンテンツも不明瞭になり、誰の心にも響かない内容になりがちです。
ホームページのターゲットユーザーを明確にする
ホームページを公開するにあたり、「誰」に向けてメッセージを送るかの具体的なイメージを持っていますでしょうか?
自社の商品やサービスのお客様になりそうな人物像を具体的なイメージに落とし込んだものを「ペルソナ」と呼びます。ホームページ作成の際には、そのターゲットユーザー(ペルソナ)の目線で、ユーザーがどんなことに興味を持ちどんな悩みを抱えているかなどを推測し、それに沿ったコンテンツを提供するようにすることが大切です。
ホームページ公開後の主な業務
ブログ・コンテンツの新規追加と更新

ホームページ公開後は、ブログやコンテンツを新しく追加したり、既存のものを更新する必要があります。
ここで言う「更新」とは、文言や日付を更新することではありません。ユーザーにとって価値のある内容の追加・更新のことを指します。
コンテンツの量と質の決め方
実際に、ホームページのコンテンツの量はどのくらい必要なのか?という目安は、上位表示されている競合サイトの文字数を調査して、それよりも多い文字数でページを作成することです。Web サイトの文字数を簡単に確認する方法のひとつに文字数カウントというツールを使う方法があります。この文字数を目標にしてしっかりとページ作成を行いましょう。
注意点としては、上位表示されていても文字数が他のサイトよりも明らかに多かったり、少なかったりするホームページは一時的に被リンクに頼って上位表示されているだけの可能性があります。これらのものは除外して、その他のホームページの平均をコンテンツ量として参考にすることをおすすめします。また、1ページあたりの文字量も多少SEO対策に影響があると言われています。言い方を変えると、1ページあたり高い質のコンテンツを更新していくと、自然と文字数が増えます。
明確に何字以上~何字以下と決まってはいませんが、上位表示されている競合のホームページの文字数をリサーチすることで目安が分かってきます。また、内容としては「ユーザー視点」が重要と言われており、ユーザーが知りたいと思う内容をコンテンツにいれるようにしていきましょう。
アクセス解析

Webマーケティングの担当者であれば、必ず押さえておきたいのが「アクセス解析」の知識です。アクセス解析を行う事で、ホームページ上にアクセスしてきたユーザーの属性や行動を分析することができます。そこで得た情報を元に問題点を洗い出し、さらなる改善へと結びつけていくことが大切です。アクセス解析でわかる情報は以下の通りです。
- サイトを訪れたユーザーの情報
- ユーザーをどのようにして獲得したか
- Webサイトにおけるユーザーの行動
- 「コンバージョン」したユーザーの動き
- Webサイトのリアルタイムな状況
SEO対策

SEO対策とは、(Search Engine Optimization)の略称であり、検索エンジンにコンテンツを評価してもらい、検索結果の上位に表示されための施策を指します。SEO対策は、内部対策と外部対策の大きく2つに分けることができます。
内部対策
内部対策とは、コンテンツの追加・更新、内部リンクの設置などをすることによって、検索順位を向上させる施策を指します。
内部対策を行う目的は主に3つあります。
・検索エンジニア正しい情報を伝える…タイトルや見出しタグなどを用いてサイトの情報を検索エンジンに伝える手助けをする。
・クローラビリティーの向上…内部リンクなどを用いて、サイト内のコンテンツをクローラーが巡回しやすいように手助けをすること。
・ユーザビリティーの向上…スマホ最適化やページ速度最適化。
です。
外部対策
外部対策のなかでも被リンク対策は高い重要度を占めています。
被リンク対策とは、信頼できる他サイトからの被リンク(外部のサイトからつくリンク)を受けるなどして、サイトの評価を上げることです。ただし、被リンクをたくさん受ければいいわけではありません。不自然な被リンクは低評価される恐れがありますので、被リンクの目的はしっかりと作成したホームページをGoogleの目に留まりやすくするためです。繰り返しになりますが、コンテンツの量と質が必須ということになります。
ドメインやサーバーの管理業務

契約している、ドメイン・サーバー、SSL証明証の契約内容、契約状況、更新のタイミングを把握しておきましょう。「更新時期を忘れており突然ホームページが見れなくなってしまった...」なんて事があよくあります。
ホームページ運用の相場

ホームページの運用にかかる費用の大まかな内訳は、
- ドメイン費用...数百円~数千円 / 1年間
- サーバー費用…数千円~数万円 / 1年間
- コンテンツの追加・更新やSEO対策にかかる費用…5000円~ / 1年間
コンテンツ追加・更新やSEO対策にかかる費用に関しては、どこまでやるかによって費用が変わってきます。月数回の最低限の更新なら月1万円~2万円程度、アクセス解析や月次レポートをもらう場合は2万円~5万円程度、本格的なSEO対策コンサルティングなら5万円~程の費用がかかります。
運用外注する際の注意事項

金額内でどこまでやってくれるのか、月に何回対応してくれるのか、月額固定もしくは発生ベースなのかなど、事前に確認しておかないとトラブルやクレームになる場合があります。そのため、ホームページの運用を外注する際は、以下の3点を事前に確認しておく必要があります。
- 業務内容
- 対応頻度
- 費用
まとめ
ホームページ集客を成功させるには、作りっぱなしにするのではなく、戦略的な運営管理が必要というお話をさせていただきました。上記で紹介したどの施策も「継続すること」が成功の鍵です。効果はすぐには出ないかもしれませんが、焦らずに、良質なコンテンツ作りと効果検証を行ってホームページ集客を成功させましょう。
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