MEO対策
MEO対策とは?自分でMEO対策する14の方法と効果的な運用ノウハウを完全解説!
投稿日:2023.01.12
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Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)がかなり一般的に認知されてきましたが、今回の記事では、会社や店舗の情報をマップ上などに表示するサービス「Googleビジネスプロフィール」による、MEO対策の具体的な方法をご紹介します。
本記事を読んでGoogleビジネスプロフィールを攻略していただくことで、Googleマップ検索で上位表示をすることでWeb集客を増やしていただければ嬉しいです。
目次
- 1 MEO(Googleマップ)対策とは?
- 2 MEO対策の5つのメリット
- 3 MEO対策3つのデメリット
- 4 MEO対策が向いている業種・向いていない業種
- 5 SEOとMEOの違い
- 6 Googleマップの順位(地図検索ランキング)ってどうやって決まるの?
- 7 MEO対策の具体的な14の方法
- 8 MEO対策を継続的に強化する!効果的なGoogleビジネスプロフィール運用6つのポイント
- 9 MEO対策を実施すると、どれくらい集客効果が見込めるのか?実際のパフォーマンスを公開!
- 10 Googleマップ検索順位の上位表示よりも重要なこと
- 11 失敗しないMEO業者の選び方とは?こんな営業には要注意!
- 12 MEO対策は自分でもできる!
- 13 まとめ
MEO(Googleマップ)対策とは?

MEOとは Map Engine Optimization の略称で、MEO対策とはGoogleビジネスプロフィールというGoogleが提供するWebサービスを使い、Googleマップ検索での上位表示を狙うための対策の事です。
上記の画像のようにGoogleで検索をかけた際、Googleマップ上にビジネス情報を上位表示させることができます。
特に地域密着型・店舗型・事務所型のビジネスをしている方には、絶対に行っていただきたい対策です。なぜなら、通常のホームページを検索結果の上位に表示するSEO対策に比べて、いまのところ本格的に取り組んでいる事業者が少ないため難易度が低く、比較的短期間で上位表示をすることができるからです。
比較的安価で対策することができ、なおかつ即効性があるなど、メリットが多いことから近年注目されているのがこのMEO対策になります。
MEO対策の5つのメリット
1 低コストで対策が可能!
おそらくWebマーケティング分野の中で最もハードルが低く、コストも安く済むのがMEO対策です。自分で対策できる方も多くいらっしゃいますが、それでもなかなか効果が出せない、運用を継続できないという方もいらっしゃいます。そういった方には弊社では格安料金でサポートしております。
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→安定集客する!MEO対策強化のためのGoogleビジネスプロフィール運用代行
2 ニーズのある今すぐ客からの集客が見込める
Googleマップの検索結果は、基本的に「地域名」が入った検索キーワードしか表示がされません。そのため、その地域にいるニーズの高いユーザーにピンポイントでアプローチができる手法になるため、正しいMEO対策を実施することで、短期間で集客効果が見込めます。
3 認知度を高めやすい!
MEO対策をすることで、その地域の見込み客に対して自社・自店舗の名前が検索結果に表示されます。問合せやホームページへのアクセスを獲得できるのはもちろん、その他の方にも表示されるため、地域における認知度を一気に高めることができます。インサイトデータで表示回数、閲覧回数を確認できますので、その辺りは数字でしっかりと確認することができるため効果を実感いただけると思います。
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→Googleビジネスプロフィール運用で超重要!インサイトの分析から集客キーワードを見つける方法
4 信頼度を上げられる!
口コミ強化をすることで、着実にユーザーからの信頼度をアップさせることができます。多くのユーザーがお問い合わせや来店前など検討段階で口コミのレビュー内容と評価をチェックすると言われています。質の高い口コミを集めることでユーザーからの信頼度アップをすることができます。
◆関連記事
→【MEO対策強化】Googleマップの口コミレビューを増やす具体的7つの方法
5 ホームページ集客の効果を底上げできる!
MEO対策を強化することで、ホームページからの集客数を底上げすることができます。業種によりますが、MEO対策による効果だけで月間150〜1000件のアクセスを集めている事例が多数あります。しかも地域名や地元のお店・会社を探しているユーザーからのアクセスですから、質の高いユーザーをホームページに誘導することができる手法になります。
◆関連記事
→[Webコンサル直伝!]ホームページへのアクセス数を増やす38の方法
MEO対策3つのデメリット
誹謗中傷される可能性がある
ユーザーによる誹謗中傷が勝手に投稿される可能性がある点が一つ目のデメリットです。Googleビジネスプロフィールに登録することで、ユーザーが自分の感想を自由に投稿することができる機能を利用することができます。この口コミ機能では、ユーザーが自由に感想を述べることができるため、否定的な評価が共有される可能性があります。また、不利なレビューは、事業者が自由に削除することはできません。そのため、購入者を満足させるために、時間的な余裕を持って行動することが大切です。
すぐに成果が出ない
MEO対策は、無料でできる反面、すぐに成果が表れてこないのがデメリットになると思います。そのため、なかなか根気強く継続して対策・運用をしていかないと成果が出ないのが特徴です。これは、MEO対策に限らず、SEO対策に関しても同じことが言えるかもしれません。
コツコツ手間をかけないといけない
上記の「すぐに成果が出ない」とも通じる部分がありますが、一時的に集中して対策すれば一気に効果が上がるような特性のものではありませんので、コツコツ運用していく必要があります。例えば、写真をアップする、投稿をコツコツ更新する、口コミをお客様に依頼をして口コミコメントを継続して増やすなどといったことです。手間をかけて更新し、情報の鮮度を保ち、ユーザーにとって有益なビジネスプロフィール運営をしていくことで、結果として検索結果の上位表示や電話問い合わせ増につながっていきます。
MEO対策が向いている業種・向いていない業種
向いている業種とは?
- 地域密着の事業者、店舗で地元のお客様を集めたい方
特に飲食店や整体・接骨院、マッサージ店、不動産事業者、美容室やエステ、ネイルなどの美容サロン、歯科、クリニックなどの医療機関などの店舗を構えて、地元に密着したビジネスを展開されている事業者さんはマストでMEO対策を行いましょう。
向いていない業種とは?
- 商圏が広く、日本全国もしくは広域で事業を展開している方
- 通販ビジネス
- コンテンツビジネス
- そのほか、地元の市区町村以外の地域名でMEO対策をしたい場合も向かない
SEOとMEOの違い
SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、サーチエンジン最適化の意味であるのに対し、MEOは「Map Engine Optimization」の略で、マップエンジン最適化を意味します。
つまり、SEO対策とはGoogleやYahooなどの検索エンジン上(自然検索結果)でのホームページの検索順位を上昇させること、MEO対策はGoogleビジネスプロフィール上(Googleマップ検索結果)とYahooプレイス上(Yahooマップ検索結果)での検索順位を上昇させることを指します。
SEO対策 | MEO対策 | |
---|---|---|
目的 | 自分のWEBサイトを、Googleの自然検索結果で上位表示させることにより、WEBサイトへのアクセスを増やす。 | Googleビジネスプロフィールに登録されている自分の店舗を、Googleマップ上やローカルパックで上位表示させることで、来店や問い合わせ電話を増やす。 |
難易度 | あらゆるWebサイトが競合となるため高い | 競合が少ないため低い |
効果が出るまでにかかる時間 | 長期 | 短期〜中期 |
運用を委託した時の費用 | 高価になるケースが多い | SEOに比べて安価 |
対策する場所 | Googleの検索結果 | Google検索、Googleマップの検索結果 |
対策内容 | 自社HPでの内部施策 | 自社サイトの対策+Googleビジネスプロフィールでの対策 |
始めるにあたって必要なもの | 自社サイト | Googleビジネスプロフィールへの登録 |
Googleマップの順位(地図検索ランキング)ってどうやって決まるの?
Googleマップの検索ランキングの決定要因について、アメリカの調査機関が昨年の調査データを発表しました。
そこから、以下のような要因によってランキングが決まっていることが分かりました。

Googleマップの検索上位表示のために1番重要な要因は「Googleビジネスプロフィールの設定内容」です。
ランキングを付けるにあたって、「Googleビジネスプロフィールの設定内容」が36%、評価の比重をとっています。
2番目に「レビューの質や量」が17%程度ランキング評価に影響します。
3番目に「Webサイトの内部要素」が16%、WebサイトのSEOが影響します。
4番目は「被リンクまたは発リンクの質や量」で、13%の比重です。
5番目は2つあり「検索ユーザーの行動」「サイテーション」が各7%の影響力です。
サイテーションとは、店舗名や会社名がWeb上の他サイトやSNSに書かれることを指します。
最後の要素は「パーソナライズ」でGoogleマップの表示上位化に4%の影響を与えています。
パーソナライズとは、顧客の属性や興味、趣味嗜好、行動などにあわせて、最適な情報やサービスを提供することを指します。

画像及びデータ引用元:https://whitespark.ca/local-search-ranking-factors/
この7つの要因の詳しい解説については2022年最新!Googleマップ検索のランキング決定要因7選とは?MEO対策を完全攻略にてご紹介をしております。興味のある方はそちらも併せてチェックしてみてください。
MEO対策の具体的な14の方法
では、実際にGoogleビジネスプロフィールを使ってみましょう。
この項目では、Googleビジネスプロフィールを活用する上で、気をつける点や運用するコツをご紹介します。
既にMEO対策をしているけれど、もう一度やり方を見直ししたい、最初は順位が上がってよかったけれど、だんだん順位が下がってきてしまったという方向けに、弊社で実際に活用している12項目のMEO対策チェックリストをご紹介します。
ちなみに、Google側でも親切にも「ビジネス プロフィールに関連するすべてのポリシーとガイドライン」というもので、基本的な内容から対策の方法、ガイドラインなどをとても丁寧に明記してくれています。
Googleとしても、このビジネスプロフィールというのは近年非常に力を入れているサービスの一つですので、ぜひ積極的に更新・運用していくことで、集客に役立てていただければと思います。
では、弊社でおこなっているMEO対策14の方法を解説していきます。
1.ビジネスプロフィールの名前(タイトル)をホームページの会社名と統一させる
ビジネスプロフィールの名前を、ホームページの会社名・店舗名に統一します。一時期、「名古屋市の腰痛なら○○院」という形で地域名や分野・業種を入れた名前を設定している店が散見されていました。現在はそういった名前はGoogleから強制的に変更されてきています。なので、ビジネスプロフィールのタイトルはホームページの会社名・店舗名に統一しましょう。
2.住所がHPとビジネスプロフィール情報と完全に一致しているかどうか
ビジネスプロフィールに登録されている住所がホームページに記載されているものと一致しているかを確認します。 例えば、ビルやマンションの名前も略称で表示している場合がありますが、登記簿など正しく記載されている 情報をもとにホームページやビジネスプロフィールの情報を記載してください。
3.電話番号もビジネスプロフィール、ホームページともに統一する
電話番号もビジネスプロフィール、ホームページともに統一します。ビジネスプロフィールはローカルSEOの一種なのですが、 ローカル対策をする上で市外局番が分からないのは不利なことなのです。その地域の店・ビジネスをしていることをGoogleにアピールする上では 電話番号の表示はとても重要なのでしっかり統一しましょう。
1.2.3.の設定は、NAP情報と言われ、「Name(名前)、Adress(住所)、Phone(電話番号)」の頭文字を取った略称です。このNAP情報はGoogleがWEBサイト上を回っている際(クローリング)、そのビジネスを認識するために非常に重要な指標となっています。
具体的には、自社ウェブサイトやSNSアカウントなどに掲載されているすべてのWEB上に掲載されている情報とGoogleビジネスプロフィール上の情報を統一することがまず最低限重要な要素となります。
4.競合サイトの自然検索(SEO)の順位と自社サイトの検索順位を比較する
競合の自然検索結果の順位と自分の店の順位を比較します。 実はマップ検索は自然検索の順位がかなり影響します。ビジネスプロフィールの地図検索では順位だけが飛躍的に上がることはあまりなく、自然検索の結果が反映されるのです。 競合サイトの自然検索結果での順位をチェックして、劣っているようであればSEOを含めた対策が必要ということです。
5.開店時間、休日の営業時間など基本的な情報は正確で最新のものにする
開店時間や休日の営業時間などが正しいもの、且つ最新のものであることを必ずチェックしてください。 少し表記が違うだけでも、同じ店・会社として認識されない可能性があります。 また、商品やサービスの内容、料金、イベント、キャンペーン情報など、常に正確かつ最新のものを提供するように配慮しましょう。
6.最適なカテゴリ選択をする
カテゴリ選択は必ず行ってください。
カテゴリは新しく作るのではなく、Googleが用意しているカテゴリを選択するという形です。
例えば弊社の場合、セミナールームの事業では「貸し教室」、「ミーティングスペース」、「会議室」といったカテゴリを選択しています。
このように、できる限り該当するものには選択をします。
7.サービス、商品(メニュー)にも情報を正しく記載
ビジネスプロフィール内にサービス、商品(メニュー)タブというものがあるので、こちらも正しく記載します。
ホームページにあるサービス名や商品の内容を、必ずビジネスプロフィールにも記載してください。
8.良い口コミレビューを継続的にもらえる仕組みを作る
良いレビューを継続的にもらえる仕組みを作ります。そのためには、レビューに対してコメントでの返信をします。これはかなり加点要素があるので、レビューに対してお礼も含めて返信しましょう。
また、店内に口コミを促進するポップを掲示することも効果的です。弊社のセミナールーム事業でも、手渡しでレビュー投稿を促進するカードを渡しています。カードにはQRコードが記載されていて、それを読み取ると、レビュー投稿のホームが立ち上がるようになっています。
あとは、サンクスメールやサンクスはがきを送ってレビュー投稿の依頼をお願いするなど、様々な方法でレビューを促進する仕組みを作ることができます。
関連記事→【MEO対策強化】Google口コミレビューを増やす具体的7つの方法
9.ホームページにGoogleビジネスプロフィールの住所と同じGoogleマップを埋め込む
ホームページにGoogleビジネスプロフィールの住所と同じ住所のGoogleマップを埋め込みます。
アクセスページや、店の概要を説明しているページ、フッター等にGoogleマップを埋め込んでください。
サイトにGoogleマップを埋め込んであるかどうかも重要なポイントです。
10.SNSやポータルサイトに記載の情報に相違がないかをチェックする
Facebook、Instagram、Twitter、LINEといったSNSや、エキテン、EPARK、ホットペッパーなどのポータルサイトに登録されている方もいらっしゃるでしょう。そういった場合、それらのサービスに住所、電話番号、会社名等の情報が正しく記載されているかどうかを必ず確認してください。Googleは情報の相違がないかどうかを見ているので、修正点があれば必ず修正しましょう。
11.写真の追加
様々なパターンの写真を追加します。最低でも50枚以上は追加するようにしましょう。多ければ多いほど良いです。弊社が経営する整体院では、300点以上アップしています。
店舗・会社の内観・外観、付近の目印になるようなものやランドマーク、その地域を象徴するようなものといった写真から、自店・自社のスタッフの写真、仕事をしている風景、面談やカウンセリングを行うビジネスであれば実際に面談している写真まで、様々なパターンの写真を投稿してください。
これによって、顧客に自店・自社について知ってもらうことができます。また、ローカル検索の上位表示において地域を象徴するような情報があるということは評価される要素になりますので、ぜひ投稿してください。
12. Googleビジネスプロフィールの「インサイト」と「広告を作成」機能をフル活用
Googleビジネスプロフィールでは広告を出すことが出来るのですが、その中にGoogleマップ対策(MEO対策)、検索対策でのキーワードを知る方法があります。それが、「インサイト機能」を活用する方法です。
これらのキーワードをぜひMEO対策として強化して頂きたいため、今回はGoogleビジネスプロフィールのアクセス解析機能の使い方、広告機能のMEO対策、検索対策の為のキーワードの確認方法を解説したいと思います。
実際に動画で操作画面を見ながら解説をしていますのでご参照ください。
◆関連記事
→MEO(Googleビジネスプロフィール)対策で集客しやすいキーワードを無料で知る方法
13. 自社サイトのリンクをGoogleビジネスプロフィールに設定する
Googleビジネスプロフィールに自社サイトのURLを登録しましょう。Googleビジネスプロフィールの「情報」にある「ウェブサイト」の項目に、自社ウェブサイトのURLを記入しましょう。そうすることで、Googleビジネスプロフィールからホームページにアクセスをスムーズに誘導することができます。
14. 動画をアップロードする
Googleビジネスプロフィールに動画をアップロードできることはご存じでしょうか?動画を投稿することで、Googleビジネスプロフィールにおける滞在時間が伸びることが期待でき、ユーザーにとっても動画による情報を閲覧できることで、安心感・信頼感が伝わります。特にご挨拶やサービス紹介、アクセス案内、お客様の声、よくある質問への回答など、ぜひ動画コンテンツを充実させてみてください。
ただし、Googleビジネスプロフィールにおける動画のガイドラインがありますので、以下の要件を満たすような動画をご用意ください。
MEO対策を継続的に強化する!効果的なGoogleビジネスプロフィール運用6つのポイント
次に、その初期設定をしたうえで、MEO対策で今後継続的にどのようなことを実施していけば良いのかをお話しします。
動画でもGoogleビジネスプロフィール運用のポイントを解説しています↓
1.口コミ数(スコア)を増やす

Googleビジネスプロフィールには、「口コミ数と口コミの5段階の点数(スコア)は、明確にランキングに影響する」と明記されています。そのため、継続的に良い口コミを得る仕組みを取り入れて頂きたいです。良い口コミを得るためには、ご自身のビジネスのサービスレベルを良くしていくことに常に取り組まなければなりません。小手先の対策で口コミ数を増やそうとしても、中々良い点数はつきません。
良いサービスを提供することが前提にないと、口コミ数は増えません。それを踏まえて、口コミ数を増やす仕組みを作って頂きたいです。例えば、利用後のお礼のメールに口コミ投稿画面へのリンクを貼ってお送りする方法があります。一番良い方法は、「よかったらぜひGoogleビジネスプロフィールの口コミ投稿をお願いいたします。」とお客様に直接声をおかけすることです。
この時、お客様にとって一番「満足度が高いタイミング」や「喜んでいるタイミング」、「感動しているタイミング」の時に一緒にお願いすることが重要です。仕組みを作ることも大切ですが、ローカルビジネスにおいては、人と人とのつながりを大事にした方が良いので、そういった点では口コミ投稿を直接お願いするのは一番効果的ですので、ぜひやってみて頂きたいです。
*参照【MEO対策】Googleビジネスプロフィールで口コミを増やす具体的7つの方法
2.ローカル情報やビジネスに関連性のある投稿を継続して行う

ローカル情報やビジネスに関連性のある写真のアップや投稿機能を活用して情報を発信します。
Googleは、地域のお店・会社なのかを認識するためにローカルシグナルを拾っています。また、近隣のエリアの写真やランドマークとなるようなマスコットなどの写真を目印にして来店されるお客様もいらっしゃいますので、ぜひそういった写真を投稿してみて頂きたいです。
投稿機能を使ってビジネスに関連性のあるユーザーにとって有益な情報を定期的に発信していくことが大切です。具体的には、ブログやInstagramなどのソーシャルメディアの投稿をGoogleビジネスプロフィールにも投稿していただいて、情報鮮度を保つことをぜひやって頂きたいです。
*参照【動画解説あり】InstagramとGoogleビジネスプロフィールの投稿を連携して集客しよう!
3.知名度(指名検索)を上げる

GoogleはGoogleマイビジネスではランキングで知名度というものを重要視すると明言しています。そのため、ビジネスの知名度を増やす活動を常日頃から行って頂きたいです。広告を出す方法は様々ですが、市役所などで封筒の裏に広告を掲載していただくこともできます。
地域の人々の目に留まる場所に広告を掲載していくことで、自分のお店・会社の名前を認知していただけます。そうすることによって、指名検索というものが増えていきます。実は指名検索をいかに増やしていくかというところも、リアルな知名度を測る一つの指標になります。
それ以外にも、実際のWeb上でのリンク数や紹介されているかということも知名度に大きく影響を及ぼします。今後は、リアルの知名度とWeb上での知名度の両方を増やせるように活動していっていただきたいと思います。
*参照【SEO外部対策】良質な外部リンクを集める10の方法
4.WebサイトのSEO対策をする

WebサイトのSEO対策をコツコツと取り組んでいっていただきたいです。地道なSEO対策が、最終的に差が出てくる部分になります。そのため、ユーザーにとって有益なコンテンツやページ作りを日頃から心がけて、SEO対策していくことを取り組んでいっていただきたいと思います。
また、Googleビジネスプロフィールの中のビジネスプロフィールという所の「サービス提供地域」や「自社商品の紹介」、「ビジネスの概要」の説明を記入する欄に情報を記入していただきたいです。
自分がターゲットにしたいお客様層が調べる可能性の高いキーワードや魅力的に感じて頂けるような文章を盛り込んで吟味していくことによって、Googleビジネスプロフィールも上位表示を維持できます。ぜひこうしたことを踏まえて、Googleビジネスプロフィールの運用を行っていただきたいと思います。
*参照【SEO対策超基礎】メリデメ、キーワードの選び方、具体的な対策方法まで一挙解説!
5.SNSやプレスリリースなどでサイテーションを集める

サイテーションは、他のWebサイト上のコンテンツでリンクが貼られていない状態で、あなたのビジネス名や店舗名が言及されることを意味します。例えば、あなたの会社名、店舗名、ブランド名、住所、電話番号、URLなども含めて、です。
GoogleはサイテーションがMEO対策におけるランキングに有効であるとは明言していませんが、サイテーションがMEO対策に効果があるというのは、いくつかの調査機関のデータでも報告されています。外部メディアで多くサイテーションされていることで、その情報が信頼できるものであり、専門的なものであることを示しているのだと思います。
6.口コミ・チャットにこまめに返信することで信頼性を高めよう

ユーザーから口コミが投稿されたら迅速に返信をしましょう。迅速に返信をすることで信頼感を築くことができます。また、顧客とのコミュニケーションを活性化させることができます。
また、チャット機能をオンにすることで、ビジネスプロフィール上に「チャット」ボタンを実装され、ユーザーがいつでもビジネスオーナーにチャットで質問などのメッセージを投げかけることができます。
・ユーザーがメッセージを送信したときに自動で送信される、ウェルカム メッセージをカスタマイズできます。
・チャットでユーザーと写真を共有できます。
・ビジネス プロフィールの所有者や管理者が複数いる場合は、それぞれがユーザーにチャットを送信できます。
・チャットのダイアログに、お店やサービスの名前が表示されます。
参考:ビジネス プロフィールに寄せられたメッセージを読んで返信する方法
【豆知識】返信までの平均所要時間を表示することで、応答の迅速さをアピールできる!
基本的には、24時間以内にメッセージは返信する必要があります。24時間以内に返信がされていない場合には、Google側でチャット機能を自動で無効にされてしまいます。要は、24時間以内に対応ができないなら、ユーザーの利便性が低下してしまうのでチャット機能は使わないでください、ということですね。24時間以内の返信ができる方だけ、チャット機能をオンにして使用してください。
参考:返信までの平均所要時間を表示する
MEO対策を実施すると、どれくらい集客効果が見込めるのか?実際のパフォーマンスを公開!
MEO対策による整体院の集客事例1




こちらは弊社で運営する整体院のGoogleビジネスプロフィールのインサイトデータです。
※インタラクションとは、ユーザーがGoogleビジネスプロフィールを経由して店舗に電話やメッセージ送信などのアクションを起こした指標のことです。
MEO対策によるクリニックの集客事例2




Googleマップ検索順位の上位表示よりも重要なこと
今すぐ動画でご覧になりたい方はこちらから↓
MEO対策は、どうしても検索ランキングで上位表示をすることにフォーカスが行きがちです。
店舗を経営されている方で「検索順位を上げます」「マップ検索で順位を上げます」という営業を受けたのは、一度や二度ではないでしょう。
そのようなMEOの業者さんは検索順位を上げる事にフォーカスした提案営業をしてきますが、実は地図検索結果に上位表示させるよりも重要なことがあります。
*参照[MEO対策]Googleマップ検索で上位表示するよりも重要な3つのこと
失敗しないMEO業者の選び方とは?こんな営業には要注意!
「MEO対策で順位を上げます!」という、MEO対策の会社や業者は沢山あります。店舗経営をされており、営業電話がかかってきたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では、こうしたMEO対策の営業が増えていると聞きます。しかし、単刀直入に言うと、このような営業会社には要注意です。
なぜなら、GoogleマップやGoogleビジネスプロフィールのことだけを考えていても実店舗の集客には直結しないからです。マップ検索での順位を上げることだけがそれほど重要なのかというと、決してそれだけではありません。
MEO対策で失敗しないための業者の選び方3つのポイント
1.順位至上主義は要注意
お店情報の口コミやサービス内容、写真、投稿内容などの対応をするのではなく、掲載順位にこだわっていたり、1キーワードに対しての成果報酬型だったりする業者には注意しましょう。上記でも説明したように、検索順位をあげれば良いわけではありません。
Googleマップ検索で上位3件に表示されても、そのほかのビジネスを見る方が多くいらっしゃいます。そのため、お店情報の内容や質を充実させることが大切です。
集客と検索順位の上位化はイコールではありません。上位表示だけに囚われず、お店の内容を充実させたページを作成するようにしましょう。
2.MEO対策に対して実際のところどんな施策を行っているかを具体的に教えてくれない会社は要注意
MEO対策について、どんな施策をしているのか訪ねても「企業秘密」と言って教えてくれない企業があります。こういった企業はあえてブラックボックスのように見せているケースが多いのです。しかし、MEO対策には秘密がなく、情報はほぼ出回っています。
企業秘密という会社ほど、WEBサイトの体裁を整える程度の作業しかせず、口コミを書きましょうというアドバイスをするくらいです。
MEO対策は非常にシンプルで、やるべきことは決して多くはありません。どんな対策をしているのかをきちんと答えてくれない企業は注意した方が良いでしょう。
3.複数のキーワードを対策しない業者は要注意
検索上位に表示させるためには、業種名キーワードを抑えれば良いだけではありません。むしろ業種名が一番難易度が高いといわれています。そのため、そこからさらに絞ったワードやサービス名で絞っていくのが重要です。
キーワードを横に広げるのではなく、業種名を抑えるだけの業者は要注意です。キーワードを複合的に横に広げて対策することでアクセスが伸びやすくなるため、集客するという目線でしっかりと対応してくれる業者を選びましょう。
*参照→MEO対策にかかる費用は?外注する際の契約形態、業者選びの注意点
MEO対策は自分でもできる!
MEO対策の業者に頼らなくても、正しい知識を学び、正しい情報を知ることができれば、MEO対策は充分に自社またはご自身で対策することができます。
巷のMEO業者は、あたかも裏技があるようにノウハウをブラックボックス化するような会社がありますが、弊社がこれまでMEO対策により、検索結果の上位表示並びに集客してきた実績を踏まえてお伝えすると、そんなものは一切ありません!
この記事に書いてあることを忠実に実践していただくことで着実にMEO対策による集客を実現できると断言できます。それくらい自信のある情報をこちらの記事は無料で公開していますので、ぜひ一つでもまずは実践してもらえたらと思います。
まとめ
Googleビジネスプロフィール、並びにMEO対策の具体的なやり方、運用方法についてお分かりいただけましたでしょうか?
インサイトなど便利な機能もありますが、あまり結果に振り回されず、あくまで参考にするというスタンスで上手にビジネスに活用していきましょう!
◆より詳しくMEO対策を学びたい、攻略したいという方はこちらのレポートを無料でお受け取りください。