SNSマーケティング
SNSでバズる動画ばっかり量産してどうすんの?
投稿日:2024.04.05
投稿者プロフィール
- 「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。
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マーケティングエッセンシャルズの栃本常善とは、
顧問税理士と同じように
中小企業に1人のWebコンサルタントが
顧問契約することを当たり前にすること
をビジョンに
ローカルビジネスのWeb集客の専門家として
これまで90業種以上600社超の企業や店舗、
個人のWebマーケティングに関与。
また、コンサル未経験から3ヶ月で
Webコンサルになれる
「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、
Webコンサルを育成するコンサルタント
としても活動する。
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ローカルビジネス・中小企業の
WEBマーケティング支援を
行っている弊社ですが、
今後SNSアカウント運用
(主にショート動画)支援を
行なっていこうと考えています。
これらの事業は、
弊社のZ世代の若手社員に
任せていこうと思っています。
これには実は明確な
狙いがありまして、
このことについては
私が出版させていただいた書籍
「ローカルビジネスのための
Webマーケティングが
基礎から学べる本」の中でも
書かせてもらったことなんで、
詳しくは本書をぜひ
読んでいただきたいのですが、
私たち中小企業・ローカルビジネスは
99%は地域限定で事業を営んでいますよね。
で、そういった事業者の方が
SNSという大海原でいきなり
バズる動画を作って
不特定多数に見られても
その視聴者はほとんど
顧客対象にならない。
もちろん有名人になりたい
インフルエンサーになりたい
っていう目標があるんだったら
全然いいと思うんですよ。
ですが、多くのちゃんと事業経営を
されている方って
本当は何をしたいか?っていうと、
採用目的か
集客目的であることが多いです。
で、その目的である場合、
メインの対象者たちは
事業所がある周辺地域ですよね。
ということは、全国の人に見られても
そのユーザーは顧客もしくは応募対象者に
ならないということになります。
なのに、急にバズる動画を作ったり、
フォロワー1万人とか目指して
どうするんですか?
弊社が考えている
SNS運用のあり方は
全く違っています。
重要なことは、既存顧客に
フォーカスすることです。
例えば、歯科医院の場合は、
仮に2000枚ほどのカルテがあるとしましょう。
2000枚のうち、600人が予防メンテナンスに
3ヶ月に1回通ってくれていて、
400人が治療で通っている人だとしましょう。
そしたら、この1000人のアクティブな
患者さんに自分たちのSNSアカウントを
フォローしてもらうことを
まず3-6ヶ月の間に目指します。
次に、SNSアカウントで発信することは、
不特定多数のユーザーを
ターゲットにした動画ではなく、
あくまで既存患者に向けた
フォローアップや教育を目的にした動画。
例えば、
歯科衛生士さんが日頃の歯のケアに
関して気をつけてほしいことや
おすすめのケア用品、
正しい歯ブラシの選び方
などなど
日頃の接客時間では
時間制限があるため、
なかなか伝えられていないこと
などたくさんあると思います。
3ヶ月に1回のメンテナンスで
通ってくれている方だったら
90日のうち、89日間は
何の接点も持っていないので、
この89日間に
どんな価値を提供できるか?
どんな影響を与えられるか?
が重要なのです。
マーケティングの専門的な用語でいえば、
「顧客エンゲージメントを高める」
なんて言ったりもしますが、
顧客との関係性や結びつきを
より強固にしていくことができれば、
予防歯科の重要性を浸透させることができるし、
歯に対する意識を高めることもできます。
そうすれば、歯に対する
美意識が高まるので、
審美歯科のメニューや矯正治療
を受けたくなるのです。
そう、まさに歯に対する重要度や
美意識を高めることができれば、
自費メニューは簡単に導入してもらえる。
今回は歯科医院業界の事例で
話しましたが、
ローカルビジネスにおけるSNSの役割って
会わなくても価値を届けられる
影響を与えられることだと
私は確信しています。
本日は、ローカルビジネスにおける
今後のSNS運用のあり方について
お話させてもらいました。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。