あなたは自社の強みをいくつ言えますか?

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。

本日もスタバより

ブログを書いています。

あなたは自社の特徴・強みを

いくつ言えますか?

WEBマーケティング

に取り組む上で

重要なことは、

明確な自社の強みが

Webサイトで伝えられているか?

はめちゃくちゃ重要です。

「うちにはこういう強みがある!」

って自信を持って言えますか?

実はこの強みにも

いくつかのパターンがあります。

強みとは、

・特徴

・ベネフィット

・ポジショニング

選ばれる理由

・USP

などなど、

いくつか似たような

用語がありますよね。

この違いや使い分け方、

とても難しくないでしょうか?

実は、どれもめちゃくちゃ重要で、

どれも欠かせないものなのです。

まず、特徴。

特徴っていうのは、

スペックや事実みたいなもので、

人によって表現が変わらない

ものが特徴です。

例えば、

Webサイトを30日で納品しておりスピードが早い

WordPressを使って制作をしている

歴7年以上のWEBデザイナー10人いる

などなど、これらすべて事実がベースですよね?

次に、ベネフィット。

これは、簡単にいうと

顧客にとってどんな利益があるのか?

商品・サービスを利用することで

どんな効果や変化があるのか?

どうなれるか?

という質問に答えるものが

ベネフィットです。

特徴とベネフィットには

補完関係があり、

ベネフィットだけだと

フワーっとした表現になって

しまいがちですが、

ベネフィットに特徴が加えられると

ものすごく現実的かつ

論理的な表現に変わります。

例えば、

ベネフィットだけだと

「SEOで早期に上位表示し集客できるようになる!」

という感じで、なんか信頼性に欠けませんか?

この文章に特徴を加えると、

「Webサイトを30日で納品しておりスピードが早いので、

SEOで早期に上位表示し集客できるようになる」

という表現になると、

急に信頼感のある文章になりませんか?(^-^)

これが特徴とベネフィットの関係です。

次に、ポジショニング。

ポジショニングとは、

あなたの会社やお店、

商品・サービスを

どのカテゴリーとして

顧客や市場に認識してもらいたいか?

それを端的に表したものが

ポジショニングです。

ここで大事なことは、

ポジショニングの本質は

選ばれる理由ではなく、

あくまで理想とする顧客に

注目してもらい、

見つけてもらいやすくするため

の戦略の一つだと認識してもらえると

わかりやすいと思います。

例えば、

弊社の場合でいうと、

"ローカルビジネスに特化した

WEBマーケティング会社"

というのがポジショニングです。

整体院事業でいえば、

"腰痛専門整体院"

というのがポジショニングです。

しかし、ここで重要なことは

腰痛専門ということで、

最初は言ってみるかもしれないけど、

最終的にその整体院を

選ぶかどうか、

つまり通い続けるかどうか

は別の理由であるということです。

そこで、

「選ばれる理由」

が重要になってくるわけです。

あなたの会社、商品が

最終的に選ばれる理由は

なんですか?

腰痛専門整体院だとしても、

サービスレベルで、

やっぱりここは腰痛専門だな!

と思ってもらえる顧客体験を

提供できているのか?

お店の雰囲気から接客、施術

などを含めた顧客体験が

満足や感想をさせられるほどの

ものになっているか?

整体院の場合だと、

施術の効果が良かった

先生の人柄が良かった

お店の雰囲気がとても良かった

などなど、めちゃくちゃ

抽象的なものが実は

選ばれる理由になっていることが

けっこうあるのです。

だからこそ、

ポジショニング✖︎選ばれる理由

というのがマーケティングにおいて

集客からリピート、成約

までのいわば、

マーケティングの生命線とも

言える部分を

占めているのです。

最後に、USP。

ここまでお話をすれば、

USPなんていらないんじゃないの?

と思われるかもしれません。

はい、USPはすべてのビジネスに

必要だとは私も思いません。

ただ、より大きな市場でより多くの人に

影響を与えるようなビジネスを

されたい方にとっては

USPは非常に有用です。

なので、小さな会社で

ローカルビジネスで

地域密着で事業を営んでいる

会社にとっては、

ポジショニングと選ばれる理由作り

までで充分です。

その上でお話すると、

USPとは、

ユニークセリングプロポジション

つまり、独自の売りの提案

という意味です。

つまり、他にはない

あなたの会社ならではの

魅力的な提案、売り文句です。

これを作るのは

非常に難易度も高く、

そして売り手の覚悟が

試されます。

そう、よほどの自信や

売り手の覚悟がなければ、

USPは作れません。

逆に言えば、

覚悟が参入障壁になるのです。

多くの方はそこまでの

覚悟を持てないからです。

だからこそ、覚悟を持って

「やる!」と決められれば、

それが参入障壁となり、

USPをUSPとして

君臨させ続けてくれるでしょう。

ちょっと難しく感じた方も

いるかもしれませんが、

本日はこのくらいにしておきますね。

この辺りについては

また別のブログやYouTubeでも

解説します。

最後まで読んでいただきまして、

ありがとうございました!