SEO対策の外部リンク対策ってもう古い?

私の著書のAmazonレビューに

こんなことが書かれていました。

低評価コメントをしたのは

この人だけなんですが、

まあさぞかしすごくできる方なんでしょう(笑)

すみません、Webマーケティングの基礎

を書いている本なので、

至極当たり前のことしか書いておりません汗

で、このコメントにも書かれているように

「ありきたりでやり方が古い。いまどきリンクを増やせとか」

って書いてあります。

リンクを増やせ、

というのがやり方が古い

と言っています。

では、果たして本当に古いのか?

というと、おっしゃる通り

古いです。

ですが、古いからといって

効果がないのか?というと

そうではないです。

古いことと効果がないことには

何の因果関係もないですからね。

Googleは今も変わらず

リンクを「投票」とみなす

という基本的な考え方は

変わっていません。

Googleの考え方には

特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。

引用元:https://about.google/philosophy/?hl=ja 

ただ、10-15年ほど前に比べて

外部リンクをSEO業者から

買っただけで簡単に上位表示できるほど

甘くはなくなりました。

しかし、外部リンク対策は

いまだに有効ですし、

実際外部リンクの質が高い

サイトはその力で上位表示しています。

何で違いがあるか?というと

外部リンクの増やし方

が実はとても重要になるって話です。

昔のサイトによくある

「関連リンク集」ページも

今はほぼ意味ないどころか

逆効果にもなりかねませんので、

もしまだやられている方がいたら

削除しましょう!

じゃあどうやって増やすか?

についてですが、

まず外部リンクには

発リンクと被リンクとあります。

発リンクとは、

こちらから他サイトにリンクを

貼ることです。

で、被リンクとは

他のサイトからこちらのサイトに

リンクを貼ってもらうことです。

実はこの両方がとても大事になるのです。

えっ、発リンクなんか

貼ったらせっかく来たアクセスが

逃げてしまうじゃないですか?

そう、そういうこともあるでしょうね。

でも、リアルの世界でも

そうじゃないですか?

貢献が先だ

とか

give &take

損して得を取れ

って言葉がありますよね。

SEOでもこの考え方がとても重要なのです。

これが被リンクの重要性が

昔も今も変わっていない理由です。

で、発リンクについてですが、

何でもかんでも他のサイトを紹介すればいいか?

というとそういうことではないです。

ある条件があります。

それは、自分のサイトより

EEATが高いサイトです。

なんやEEATって?

思われた方は是非この機会に覚えておいてください。

「Experience(経験)」

「Expertise(専門性)」

「Authoritativeness(権威性)」

「Trustworthiness(信頼性)」

それぞれの頭文字をとって

EEATといいます。

このEEATが明らかに自分のサイトより

高いサイトに限ってだけ

発リンクを貼ってください。

で貼る時は

「参照記事」「参照サイト」「引用元」「提携会社」「提供元」

といった表記を入れましょう。

▶︎大手企業

▶︎業界で影響力のある業界や団体

▶︎大学

▶︎研究機関

▶︎プラットフォーム運営会社

▶︎データ会社

▶︎海外サイト

要は、一次情報に近いほど

発リンクを貼る意味が強くなります。

日常で例えるなら、

目上の人を立てる感じです。

目上のサイトに

発リンクを貼ることによって

あなたのサイトのEEATも上がるわけです。

一企業が言っていることよりも

影響力のある企業や団体、研究機関、教授が

言っていることの方が

一般的に信頼性がありますよね。

そんな感じで

発リンクをうまく活用してください。

次に被リンクです。

被リンクは他サイトから

リンクを貼ってもらえることです。

じゃあどうやって増やすか?

ですが、

逆の立場で考えるのが

1番わかりやすいです。

どんなサイト、ブログだったら

リンクを貼りたくなるか?

他の人に紹介したくなるか?

を考えることです。

役立つ記事でわかりやすい記事であり、

面白いとか共感するものであるとか

そういったサイトですよね。

あとはSNSでシェアされるような

記事であるかどうかですね。

実はSNSで貼られるリンクや

いいね、コメントなんかも

関連性があります。

SEOとSNSはもはや切っても切り離せない

ものになっています。

あとは地味な方法ですが、

▶︎様々な団体や協会に所属をする

▶︎大手企業の商品・サービスの代理店になる

▶︎メディアに取り上げてもらえるような話題作り、プレスリリースを配信する

▶︎地元メディアや市役所に広告を掲載する

▶︎商工会議所や観光協会に加盟する

などなど、

こういった方法でも

サイトにリンクを貼ってもらえます。

外部リンク対策は

超絶地味な方法ですが、

コツコツやっていくことで

確実に効果が生まれますので、

ぜひ意識して実践してみてくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。