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顧客とクライアントの違いを明確に定義していますか?
投稿日:2021.03.22
投稿者プロフィール

- 代表取締役/マーケター
- 株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/Web集客に強いマーケター/ これまで累計90業種以上のビジネスに関与。中小企業・ローカルビジネスのためのWebマーケティングをワンストップで支援する/自身でセミナールームや整体院、zoom配信サポートなどの事業を経営。著書に「ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本」(つた書房)がある。SEO/MEO対策、優良顧客を集めるためのメディアミックス、Webマーケティング戦略にめっぽう強い。
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おはようございます。
栃本常善です。
先日20日水曜日は、
IEAマーケティングスクールの定例会でした。
今回の定例会のテーマは、
フロントエンド商品戦略と
フロントエンド集客アクションリスト
そして、上記に加えて今回はゲスト講師として
SNS・ブログマーケッターの
堤たけひろさんにお越しいただき、
収益化ブログの作り方についてお話いただきました。
堤さんは、クライアントの9割が
女性ということでさすがの
超絶わかりやすいセミナーで
僕にはまったく柔らかくて
さわやかな話し方でした。
そして、僕の今回のテーマであった
フロントエンド商品戦略の中でお伝えしたことの中で
顧客の4分類について
お話をさせていただいたのですが、
今回はその内容を少しお伝えしますね。
顧客には、
4分類あります。
- 潜在顧客
- 見込み顧客
- 顧客
- クライアント
この4つです。
特に、顧客とクライアントの違いについて、
みなさんは明確に定義できていますでしょうか?
弊社では、顧客とクライアントの違いを明確に定義しています。
顧客とは、
一度でも弊社にお金を払ってくれた人、会社。
クライアントとは、
高額サービスまたは継続的に
お金を支払ってくれている人、会社。
明確に定義が違いますよね。
一般的な例で言いましょう。
コンビニにふらっと立ち寄って、
商品を購入してくれた人は、顧客です。
美容室に毎月通ってくれる人は、
クライアントです。
これは、明確に違います。
なぜなら、クライアントについては
いつでもこちらが連絡が取れますし、
こちらがオファーした商品・サービスを
買ってくれる可能性が高い人たちだからです。
反対に顧客は、
連絡は取れるかもしれないけど、
こちらのオファーした商品・サービスを
買ってくれるかというと、
そこまで関係性が出来上がっていないので、
可能性として低いでしょう。
このようにして、
あなたのビジネスにおいても
顧客とクライアントを
明確に定義してみてください。
弊社で「顧客」というと、
交流会やセミナーに参加してくれたことがある人、
一度チラシや名刺制作、スポットコンサルティングなど
を依頼してくれた方が「顧客」にあたります。
そして、「クライアント」というと、
マーケティングスクールの受講生、
グループコンサルティング、
個別コンサルティングを受けられている方、
Web制作や広告運用、チャットサポートサービスを
ご利用されている方などが「クライアント」にあたります。
クライアントの方は、
こちらの責任も大きい分、
関係性も顧客に比べて深いですよね。
接触回数や頻度も高いはずです。
そして、もう一つ。
顧客に対して行っていくべき施策と
クライアントに対して行っていく施策は
明確に違います。
顧客には、クライアントになってもらうための
アクションをしていかなければいけないし、
クライアントには、
今後も継続的にクライアントになってもらうための
アクションをしていかなければいけません。
顧客には、クライアントになってもらうための
オファーを定期的に行なっていきましょう。
ここで注意してほしいのは、
セールスばかりしないことです。
まずは関係性を築くことです。
じゃあどうやって関係を築くか?
例えば、
メールマガジンを送って
相手に役立つ情報を送る。
自己開示するような
記事をブログやFacebookで投稿し、見てもらう。
ニュースレターを定期的にお送りし、
こちらのことを知ってもらったり、最新情報を届ける。
メールマガジンで動画や音声で情報を届ける。
なんでもできますよね。
ポイントになるのは、
セールスがうまくいくには、
関係を築き、相手に価値提供をしてきた分の
信頼残高が溜まった時に
効果が生まれるということなのです。
それをしない中で、
セールスをしても、
相手はどんどん離れていきます。
継続的にコミュニケーションを取り続けて、
関係を深めていきましょう。
次に、クライアント。
クライアントに対して意識をすることは一つ。
ライフタイムバリューを上げること。
ライフタイムバリューとは、
顧客生涯価値という意味で、
そのクライアントが、
生涯でどれくらいの利益を
こちらにもたらしてくれるか?
という数字になります。
ビジネスは、
どれだけ多くの顧客にお金を使ってもらったか?よりも、
顧客1人あたりどれだけお金を使ってもらったか?
にフォーカスを当ててください。
特に中小企業は。
で、そのライフタイムバリューを
あげるには、とにかくまずは
そのクライアントの成果に貢献すること。
そして、その成果を維持するための
サポートをサービス化し、
それを通じて継続的にフォローし続けること。
そのことによって、
成果を出してもらうだけでなく、
成果を維持するための習慣形成、
習慣を変えるお手伝いまで
できることができれば、
クライアントとは、
長いおつきあいができるようになります。
ぜひ、顧客とクライアントの違い、
そしてそれぞれの定義をあなたのビジネス専用に明確化し、
それぞれの方に的確なフォローをして、
ビジネスを成長させていってください。
本日も最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。
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