「工務店・建築業者必見!工事実績の投稿が集客につながらない理由とは?」

投稿者プロフィール

平松由花梨
平松由花梨Webディレクター
元ソフトウェア開発会社のWebエンジニアを経てMEに入社。社内で1番WordPressに詳しいWebディレクター。柔らかい物腰の話し方で顧客対応にも定評あり。趣味はソロキャンプ。休みがあれば山に行きソロキャンプに行くほどのキャンプ好き。WordPressとソロキャンプのことならご相談ください。

なぜ工事実績の投稿が集客に効果がないのか?その問題の原因と解決策を徹底解説

多くの工務店や建築業者、住宅会社がホームページに工事の施工実績を掲載しています。
しかし、工事実績の投稿がうまくいかず、集客につながっていない会社も少なくありません。工事実績の投稿を集客につなげるために、押さえるべきポイントをご紹介します。

【原因1:工事実績の伝え方が不適切!】

1-1:写真の選び方が残念すぎる!

工事実績を伝える際に最も重要な要素は写真です。ユーザーの興味を引くためには、魅力的な写真を使うことが不可欠です。しかし、画像の選び方に問題がありませんか?写真が荒くて見づらい、暗すぎる、または背景に余計なものが映り込んでいる写真を使用していませんか?写真は第一印象を左右する重要な要素です。
ユーザーにとって魅力的に映る写真を選ばなければ、その先の詳細を見てもらうことはできません。

逆光になっている

工具類が置いたまま

1.2 工事の背後にある物語が伝わらない

施工実績から「なぜこの工事をこの会社で行ったのか?」等、背後にある物語が伝わらなければ、顧客との共感を生み出すことはできません。
専門知識や技術力が見えるだけでは、単なる実績の羅列として終わってしまいます。

1.3 施工過程やビフォーアフターが効果的に伝えられていない

施工過程やビフォーアフターに関する詳細情報や目的課題、施主の要望への対応等
詳細情報に欠けている場合、顧客は工事の実際の進捗や変化を理解することができません。

1.4顧客が求める情報が掲載されていない

顧客のニーズや関心や要求を十分理解出来ておらず、顧客が施工実績に期待する情報と実際に掲載されている情報との間にずれがある場合、顧客は十分な共感を得る事ができず、関心を持ちにくくなります。

【原因2:「見やすさ」を考慮した作りになっていない】

2.1 工事実績を引き立てるレイアウトと配色がされていない

工事実績を引き立てるためのデザインが、顧客観点からされていない場合、施工実績を見つけてもらい難くなってしまいます。顧客が工事実績を見つけやすく、理解しやすいように、レイアウトや配色を工夫する必要があります。

2.2工事実績へのアクセスが容易ではない

工事実績につながる動線が見つけやすい場所に配置されておらず、顧客が施工実績に辿り着くまでに多くのクリックやスクロールが必要となると、工事実績の閲覧数は減ってしまいます。また、工事の種別毎の実績を閲覧するための検索機能を設けたり、種別毎に分けかれていないと、顧客は自分が求めている工事の実績にたどり着くことが難しくなってしまいます

【解決法:集客につながる工事実績ページにする為に必要な要素とは】

 工事実績を閲覧するのは、リフォームや住宅購入を検討している人です。彼らは将来の住まいや改装のイメージを具体化するために、実際の施工実績を参考にします。そのため、工事実績のページや関連コンテンツは、リフォームや住宅購入を考えているユーザーが求める要素を的確に掲載する必要があります。

集客につながる工事実績ページにする為には以下の要素が重要になります。

1. 効果的な写真を掲載する

工事実績の写真を撮るときは、以下のポイントに注意しましょう。

  • クリアで鮮明な写真を選ぶようにしましょう。ぼやけたりピクセルが乱れたりしている写真は避けましょう。
  • 背景に不要な要素が映り込まないようにしましょう。写真の主題がはっきりと浮き出るように構図を考えましょう。
  • 明るさやコントラストにも注意しましょう。暗すぎたり明るすぎたりする写真は見づらく、魅力を損ねる原因となります。
  • 写真をトリミングして、見栄えの良いサイズにしましょう
  • 写真のファイルサイズが大きくなり過ぎないように気を付けましょう

また、工事実績の写真にはキャプションを付けることも重要です。キャプションを使用することで、工事の背景や目的、工事前後のポイントを効果的に伝えることができます。顧客にとって魅力的に見える写真を選ぶことで、工事のクオリティや仕上がりの良さを的確に伝えることができます。
さらに、写真のファイルサイズにも注意しましょう。ファイルサイズが大きすぎると、写真の閲覧に時間がかかるだけでなく、ユーザーが離脱してしまう原因にもなります。写真を最適なサイズに圧縮して使用するようにしましょう。

【例】

大きな窓からは明るい日差しが差し込みます

キャプションとは?

画像の下に入れる簡易な説明文のことです。

2. 工事の背後にある物語を掲載する

工事の背景や目的、工事前後のポイントを詳しく説明しましょう。
工事の前に存在した問題点や課題、お施主様が抱えていた悩みやご要望、工事が必要になった背景を工事によってどのように解決し、改善したかを結果や利点なども含めて簡潔かつ具体的に説明します。さらに、実際に工事に関わった人々のストーリーやエピソードを盛り込むことも効果的です。工事の背後にある物語を掲載することで、顧客は工事の目的や意義を理解しやすくなりますし、自身が抱える問題や課題と照らし合わせ自分が工事を発注した場合の結果をイメージしやすくなります。
また、人間のストーリーは感情的な共感を生み出し、顧客との絆を深めることにつながるでしょう。

【例 :在来浴槽からユニットバスへのリフォーム工事】

●工事のきっかけ

お孫様がお生まれになり、安心して入浴できるお風呂にしたいと思ったことがきっかけでリフォーム工事を行うことになりました。

●工事背景

タイル張りの在来浴槽で冬寒く、浴槽も深かった為高齢になったご両親のために息子様が「孫と一緒に入れるようになるよ」とリフォームを提案。

●お施主様のご要望

ユニットバスに変更して暖かく、安心・安全なお風呂にしたい。
掃除が楽になるようにしたい。

●工事前の問題点

工事前、お施主様は足がご不自由でゆっくりと浴槽に浸かれない問題が発生していました。
また、タイル張りで非常に寒くまだ小さなお孫さんを入浴させるのに不安を感じていました。

●工事中の問題点

解体工事中にシロアリの被害に合っている箇所を発見しました。
また一部躯体が腐っている部分もありました。

●改善方法

シロアリ被害の問題点を解決するために、〇〇な手法や技術を導入しました。また、〇〇の課題に取り組むために、専門知識を持つ〇〇というメンバーがチームに加わり、〇〇の改善に注力しました。結果としてお施主様の悩みが解消され、〇〇が改善されたことを実感いただけました。

●工事完了後

工事が完了した後、お施主様はお孫様との入浴を実現することができました。断熱効果により、暖かくまたお湯が冷めにくいことに驚かれていました。また浴槽が浅くなり、手すりも設置したことにより高齢のお施主様でも安心して入浴することができるようになり、節水効果の実感していただけました。

●工事担当者からのメッセージ

今回の工事は〇〇な背景を持ちながらも、〇〇という問題もあり、それをどう解決していくかが最大の課題でした。情熱を持って工事に取り組み〇〇を実現するために全力を尽くしました。

このように、お施主様が抱えていた問題や課題を解決し、改善するために工事が行われたことを、具体的で感情的なストーリーとして伝えることで、顧客との共感を生み出し、工事の意義や効果をより鮮明に伝えることができるでしょう。

3.ビフォーアフターで 施工過程や完成後のイメージを伝える

工事の進捗や成果を具体的に伝えるためには、工事の進行順に写真を並べることが重要です。工事が始まった初期段階から、工程ごとに進行した様子を写真で捉えていきましょう。

これにより、工事の進捗状況や変化が見える化され、顧客は工事の進行具合や品質を把握しやすくなります。写真を並べる際には、工事のポイントや特徴を強調することも重要です。
例えば、工事の前後で変化が著しい箇所や、特に注目すべき改善点などを写真とともに明確に伝えましょう。顧客が一目で工事の成果や効果を把握できるように、写真の選択と配置に工夫を凝らしましょう。
また、写真の並びに合わせて、進捗の説明も行いましょう。各写真において、その時点での工事の進行状況や達成された成果を簡潔に説明します。工事の進捗や成果を明確に伝えることが大切です。

工事中シロアリ被害を発見

スタイリッシュな浴室に!

4.顧客が求める要素を可能な限り掲載する

まず、工事実績の特徴とターゲットの要求の一致を図ることが重要です。
例えば、リフォームを検討しているユーザーには、同じようなリフォームの実績を提供することが重要です。また、特定のテーマやスタイルに特化した工事実績を用意することで、ユーザーの関心を引きつけることができます。

工事の規模、使用された材料や技術、工事の期間や予算など、可能なかぎり具体的な数値や事実を示すことで、ユーザーのニーズや関心に合致していることを伝えることができます。また、工事の成果やメリットを明確に示しましょう。例えば、リフォームの場合は快適な空間の創造や機能性の向上、エネルギー効率の向上など、ユーザーにとっての利益やメリットを強調します。

●工事の内容

タイル張りの在来浴槽から1坪タイプのユニットバスに変更

●工事にかかった期間

約1ケ月

●工導入した設備

TOTOサザナ 1616 浴室乾燥機付き

●工事金額

120万円

●工事によって得られた効果

断熱性があがりヒートショック予防になった。
安心して入浴できるようになった。
節水になった。
湯が冷めにくいのでガス代の節約にもなった。
浴室乾燥でカビにくく天気が悪い日は洗濯物を干せるようになった。

5. 工事実績を引き立てるレイアウトと配色にする

まず、工事実績のセクションを目立つ位置に配置しましょう。ユーザーが最初に目にする場所やスクロール後も継続的に見える位置が適しています。

レイアウトの一部として、写真のサイズや配置にも注意しましょう。大きな写真やスライドショーを使用することで、工事の魅力や品質をより一層強調することができます。また、写真の周りに適切な余白を設けることで、視覚的な整理が行われ、工事実績がより鮮明に目立つようになります。

配色も重要な要素です。工事のテーマやイメージに合ったカラーを選び、ホームページ全体の統一感を保ちつつ工事実績を際立たせることが重要です

6. 工事実績へのアクセスを容易にする

 ホームページ上で工事実績にアクセスする手段を明確に示すことも重要です。
ナビゲーションメニューや専用のタブを設けることで、ユーザーが簡単に工事実績ページに辿り着けるようにしましょう。

次に、工事実績のセクション内にもカテゴリー分けや検索機能を設けましょう。
カテゴリー別に工事実績を分類し、各工事の概要や特徴、施工期間などを簡潔にまとめることで、ユーザーが自身の関心に合わせた工事実績を見つけやすくなります。
また、工事実績ページには各工事に関連するキーワードやタグを付けることも有効です。これにより、ユーザーは関心のある特定の工事実績を見つけやすくなります。

まとめ

  1. 効果的な写真を掲載する
    工事実績の写真を撮るときは、鮮明で明るい写真を撮り、写真に余分なものが写り込まないように注意しましょう。また、写真をトリミングしたり、ユーザーに配慮したファイルサイズにしましょう。
  2. 工事の背後にある物語を掲載する
    工事の背景や目的、工事前後のポイント、工事に関わる人々のストーリーやエピソードを紹介することで、顧客にアピールしましょう。
  3. ビフォーアフターで施工過程や完成後のイメージを伝える
    施工過程や完成後のビフォーアフターを具体的に伝え改善点や進化した姿を視覚的に示しましょう。
  4. 顧客が求める要素を可能な限り掲載する
    工事に関わる情報を可能なかぎり具体的な数値や事実を示すことで、ユーザーのニーズや関心に合致していることを伝えましょう。また、工事の成果やメリットを明確に示しましょう。
  5. 工事実績を引き立てるレイアウトに配色にする
    工事実績のセクションを目立つ位置に配置し、工事のテーマやイメージに合ったカラーを選び、ホームページ全体の統一感を保ちつつ工事実績を際立たせましょう。
  6. 工事実績へのアクセスを容易にする
    ナビゲーションメニューや専用のタブを設け,ユーザーが簡単に工事実 績ページに辿り着けるようにしましょう。また、工事実績をカテゴライズしたり、検索機能を設け、ユーザーが自 身の関心に合わせた工事実績を見つけやすくしましょう。

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