Googleビジネスプロフィールで年末年始の営業スケジュールを設定する方法

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。
Googleマイビジネスは、2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」に名称変更されています。ご注意ください。

この記事では、ご自身でGoogleビジネスプロフィールを管理・運用されているビジネスオーナーの方に向けて、年末年始や夏季休業など普段と異なる営業日時を登録する方法について、詳しくご紹介しています。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは?

まずはGoogleビジネスプロフィールについて簡単にご紹介します。

Googleビジネスプロフィールとは、会社や店舗情報をGoogleの検索結果やGoogleマップに登録、表示することが無料で出来るサービスです。

Googleでは、ビジネスプロフィール作成のメリットについて以下のように公表しています。

ビジネス プロフィールを作成すると、次のようなメリットが得られます。

  • オンラインに公開するビジネス情報を最新かつ正確な状態に維持できる
    • 営業時間やウェブサイト、電話番号、地域(ビジネスのタイプに応じて住所やサービス提供地域、場所のマーカーなどを指定できます)を指定できます。
    • Google マップと Google 検索を活用すれば、オンラインに公開する情報をいつでも更新できます。
  • ユーザーと交流できる
    • 店舗や商品、サービスの写真を投稿できます。
    • ユーザーが投稿したクチコミを収集して返信できます。
  • 新規顧客にアピールできる
    • オンラインでのビジネスの宣伝効果が高まるため、新規顧客に見つけてもらいやすくなります。
    • ユーザーを自社のウェブサイトに誘導できます。
引用元:Googlビジネスプロフィールへようこそ


Googleビジネスプロフィールで提供可能な情報は、店舗の所在地だけでなく営業日時も含まれます。検索結果画面を見るだけで、営業時間内であるかどうかを把握できるのは便利ですよね。

ただ、年末年始やゴールデンウイークなどの長期休暇期間中の営業時間を正しく設定していないがために、「せっかく店舗に行ったのに、休業していた」というガッカリな体験を顧客にさせる事があり得ます。

そこでこの記事では、Googleビジネスプロフィールでイレギュラーな営業スケジュールを登録する方法についてご紹介したいと思います。

年末年始やゴールデンウイークなどの営業日時を登録する方法

Googleビジネスプロフィールでは、普段の営業日時に加えて年末年始やゴールデンウイークなど、イレギュラーな営業日時を入力する事が可能です。

CtoCビジネスを経営されている方は、長期休暇やイレギュラーな営業予定、臨時休業の告知などはGoogleビジネスプロフィールで設定し、ユーザーにネガティブな印象を抱かせてしまうリスクを回避しましょう。

(1)Googleビジネスプロフィールの管理画面にログイン

営業時間を入力Googleビジネスプロフィールの管理画面にログインすると以下のようなメニューが表示されます。
[プロフィールを編集]をクリックします。




以下のような、[プロフィール編集画面]が表示されます。



(2)ビジネス情報管理画面から[営業時間]を入力

[ビジネス情報]→[営業時間]と遷移すると、以下のような画面が表示されます。
[祝休日の営業時間]をクリックします。


(3)祝休日の営業時間を入力

営業時間入力画面を下にスクロールすると表示される[+日付を追加]というリンクをクリックします。



以下のような画面が表示されるので、任意の日付と営業開始/終了時間を入力し、[保存]ボタンをクリックします。



以上で年末年始やゴールデンウイーク、夏休みなどの営業日時の入力は完了です。

関連記事【MEO対策】Googleビジネスプロフィールで口コミを増やす具体的7つの方法

効果的なGoogleビジネスプロフィール運用6つのポイント

以下の動画では、Googleビジネスプロフィールを継続的に運用するためのポイントを解説しています。



Googleビジネスプロフィールに関してよくある質問・相談例

Q1,実店舗がなくてもビジネス プロフィールを利用できますか?

はい、実際に店舗を持たないビジネスでも、ユーザーと対面でやり取りがある場合はプロフィールをご利用いただけます。また、宅配/テイクアウト専門店のようなハイブリッド型ビジネスの場合も、ビジネスプロフィールは利用可能です。

さらに、ユーザーのもとを直接訪問または配送するサービスを行っているものの、ビジネス拠点の住所ではサービスを提供していない非店舗型ビジネス(ハウスクリーニングなど)でも、プロフィールをご利用いただけます。

参考:非店舗型ビジネスでプロフィールを申請してオーナー確認を行う方法を確認

Q2,ビジネス プロフィールでユーザーのクチコミにはどうやって返信すれば良いのですか?

投稿されたクチコミに返信できるのは、オーナー権限を持ったユーザーのみとなります。ご自身がオーナー登録しているアカウントにログインした状態でクチコミを見ると、クチコミコメントの下に「返信」というリンクがあるので、それをクリックすると返信コメントを入力する事が出来ます。
クチコミに返信すると、Google 検索およびマップで、ユーザーによるクチコミの下に「オーナーからの返信」というラベルが付いた返信が表示されます。

参考:クチコミへの返信の詳細


Q3,ビジネスのオーナー確認の方法が分かりません。どうすればよいですか?

Google検索結果に表示されたご自身の店舗情報に「このビジネスのオーナーですか?」というリンクが表示されていると思いますので、そのリンクをクリックします。そうすると、「アクセス権限をリクエスト」というボタンが表示されますので、ボタンをクリックしてリクエスト申請を行います。

申請後、しばらくするとGoogleから電話、SMS、または 申請者の住所宛てのハガキなどの方法でオーナー確認が行われます。


参照:ビジネスのオーナー確認に関する詳細

Q4,Googleビジネスプロフィールの口コミレビューって削除できるの?

削除できる場合もありますが、基本的にはできないと思った方が良いと思います。

Google は、基本的にGoogle のポリシーに違反するクチコミのみ削除ができるようです。

参照:Google ビジネス プロフィールからクチコミを削除する方法

  • 報告できるのは、Google のポリシーに違反しているクチコミのみです。詳しくは、禁止および制限されているコンテンツをご覧ください。
  • 内容に不満がある、気に入らないという理由でクチコミを報告することはできません。
    • 事業体と投稿者との間で事実について意見の相違がある場合、Google が関与することはありませんのでご了承ください。
    • 特定の顧客体験について、どちらの見解が正しいかを確実に判断する方法がないためです。
  • サードパーティのウェブサイトに掲載された、ホテルに関するクチコミを報告することはできません。サードパーティによる不適切なクチコミを報告するには、当該のサードパーティ プロバイダに直接連絡してください。サードパーティのウェブサイトに移動するには、クチコミ投稿者の名前をクリックします。プロバイダがウェブサイト上のクチコミを削除または変更すると、最新情報としてビジネス プロフィール上に掲載されます。

まとめ

この記事では、Googleビジネスプロフィールで年末年始やゴールデンウイークなどのイレギュラーな営業時間を登録する方法について、ご紹介させていただきました。

「正しい情報を提供し続ける」「ウェブ上での情報を常に最新の状態に維持する」という基本的な情報提供は、ユーザーの利便性を高める事に他なりません。そして、その姿勢は間違いなくユーザーに伝わり、評価を高めたり集客に役立つ結果に繋がります。

ぜひこの記事の内容を参考にして、日々の取り組みを実践をしてみてください。より詳しくGoogleビジネスプロフィールのことを理解したい、MEO対策を学びという方は以下のレポートも併せてチェックしてみてくださいね。