ホームページのリニューアルや改善って何から手をつければいい?

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。


今回は、「ホームページのリニューアル改善は何から手をつければいいのか」というお問い合わせが多いため、普段どのような手順で私たちがサイトを分析して改善しているかいうことを公開したいと思います。

 

↑動画で見たい方はこちらになります。


 

アクセス数と成約率を高める。

ホームページから集客をしていくためには、2つの指標というものがあります。


それは「アクセス数」「成約率」です。

これらを高めていくことにより、ホームページの集客が成功します。

 

例えば、アクセス数がとても高くても成約しなければ意味がありません。


逆にアクセス数が少ないと成約数もあがりません。


いわば、アクセス数と成約率は両輪の関係性です。

 

大切なのは、どこに問題があるかを分析していくことです。

ホームページで集客できないということはこのどちらかに問題がある、もしくは両方に問題があることになります。

 

改善するためにGoogleアナリティクスで見るべき5つのポイント

どこに問題があるのかを特定していく際には、まずGoogleアナリティクスを使用しましょう。

 

1、月間のセッション数を見る

「ユーザーサマリー」というところに行くと、詳しい情報をみることができます。

 

新規ユーザー数、セッション数、ユーザーあたりのセッション数、ページセッション、平均セッション時間が書いてあります。これらが基本的な情報になり、確認していただきたいです。

 

例えば、地域密着のビジネスをやられている方でアクセスが月間で100セッションない場合はセッション数が足りませんので、アクセス数を増やすことにもっと取り組む必要があります。

 

大体、月間で500セッションほどあるとローカルビジネスにおいては、アクセスは集まっていると言えます。

 

しかし、ただ単純にアクセス数があれば良いと言う訳ではありません。

 

次からはアクセスの内容を確認していきましょう。

 

2、どこから集客しているか?

次に、確認していただきたいのは、「どこを経由してアクセスされているか?」ということです。

 

集客からすべてのトラフィック、そして参照/メディアをクリックすると、表示されます。

 

例えば、弊社ではグーグルを経由してくるのが一番多いです。

 

次に、参照サイトを見ていただくと、具体的にどのサイト経由でリンクを辿ってきているかが分かります。

 

そして、さらに行動もご覧いただきたいです。

 

「行動」の「サイトコンテンツ」、そして「すべてのページ」でご覧いただけます。

 

ここで何がわかるかと言いますと、ウェブサイトの中でどのページのアクセス数が多いか分かります。

 

上位からアクセスが多いページが順番にでてきますのでご確認ください。

 

 

3、直帰率・平均ページ滞在時間を見る

次は直帰率や平均ページ滞在時間を見ていきましょう。

なぜ滞在時間が短いのか理由を考えながら、確認することが大切です。

 

まず、平均ページ滞在時間が短いのはよくありません。

 

そして、直帰率は低いほうがいいです。

 

例えば、ある記事に関して91%という数値が出ていたとします。

 

これは100人きたら91人はこの記事だけを見て離脱をしているということです。

 

平均ページ滞在時間を上げて、直帰率を減らすための改善点としては以下のことが考えられます。

 

動画をページに入れることで、滞在時間を増やす効果が期待できます。

 

直帰率を減らすためには、関連するブログなどの記事にリンクを貼っていきましょう。

 

滞在時間を増やす方法と直帰率を減らす方法は異なるので、そこを踏まえて解析・改善を行って行く必要があります。

 

4、ユーザー属性を確認する

ユーザー属性の年齢も参照しましょう。

 

ご覧いただくと、何歳くらいの方からよく見られているのかが分かります。

 

確認された際に、本当にターゲットにしているユーザーからアクセスされているのかが分かります。

 

5、どんなキーワードからアクセスされているか?

キャンペーンからオーガニック検索キーワードをご覧いただくことで、どんなキーワードでアクセスされているかが確認できます。

 

仮にセッション数が500あったとしても、ご自身のビジネスと関係のないキーワードでアクセスされていても意味がありません。

 

そこは変えていく必要があります。

 

例えば、弊社では4079のうち4028は「not provided」と表示されています。

 

これは認識できないという意味で、検索キーワードも個人情報ということでGoogleにログインした状態で検索している場合は、キーワードが検出できないことになっています。

 

そのため、一部のキーワードしか確認できませんが、そちらを確認されたい方は、Googleサーチコンソールというツールを使っていきましょう。

 

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスからクエリをご覧ください。

 

実際にどんなキーワードで自社サイトに訪れているかが分かります。

 

重要なのは、自分のビジネスと関連のあるキーワードからアクセスされているかを確認することです。

 

もし、関連のないキーワードばかりからアクセスされている場合は、関連のあるキーワードを用いたブログやページをつくる必要があります。

 

また、関連のないページは削除することも求められる場合もあります。

 

成約率を改善するには?

色々な方法がありますが、主に3つの方法がありますので、紹介します。

 

1.申込みや問い合わせはしやすくなっているかどうか。

例えば、ボタンがわかりやすい場所に設置されているか、ボタンのわかりやすさ、色もチェックしてください。

 

スマートフォンでは追従型と言って、ボタンがスクロールしても追跡してくるような形ができるので、追従ボタン設置してスマートフォンのユーザーからも問い合わせがしやすい状態を作ります。

 

2.ユーザーに寄り添ったCTAが用意できているか。

電話予約、メール予約、LINE予約、ネット予約などに対して、ユーザーに合った問い合わせができるボタンが設置されているかが重要になります。

 

そのユーザーの人たちにとって、どんな方法が適しているか踏まえて、それに対応する問い合わせ方法(CTA)を用意しておきます。

 

3.魅力的なオファーを提供できているか

ユーザーにとって申し込みをする理由や、今すぐ申し込まなくてはいけない理由、問い合わせをしたほうがいい理由などを提示できているかです。

 

そういったオファーがなければ、問い合わせや成約率を上げることは難しいため、ユーザーにとって魅力のある、メリットがあるオファーを提供して問い合わせとか成約率を上げて欲しいと思います。

 

まとめ

自社のサイトのどこに問題があるか見極めていただき、その問題を明確にして的確に対処すれば確実にホームページからの集客数、制約率は改善できます。

 

 

しかし、その分析の仕方を間違えたり、改善の施策を間違えてしまったりすると当然ながらうまくいきませんので、正しく問題を見極めることがとても重要になります。

 

そういった点で、私たちのようなWebコンサルタントにご相談、ご依頼いただくことで、その問題点を見極め、正確に課題特定をさせていただくことができます。

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