【SNSマーケティングの最前線!】驚きの効果を生む!Instagram広告の投稿方法と成功事例

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善代表取締役/マーケター
株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/Web集客に強いマーケター/ これまで累計90業種以上のビジネスに関与。中小企業・ローカルビジネスのためのWebマーケティングをワンストップで支援する/自身でセミナールームや整体院、zoom配信サポートなどの事業を経営。著書に「ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本」(つた書房)がある。SEO/MEO対策、優良顧客を集めるためのメディアミックス、Webマーケティング戦略にめっぽう強い。

「Instagramで広告を出してみたいけどどうしたらいいのかわからない
「効果的なInstagram広告の出し方を知りたい!
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事を最後までお読みください!

驚きの効果を生む!Instagram広告の成功事例

Instagram広告とは?

Instagram広告とは、Instagram上で表示される広告のことで、ユーザーの注目を集めることができます。Instagramは、ビジュアルを中心としたプラットフォームであり、画像や動画が多く投稿されているため、ビジュアルマーケティングを展開する企業にとって有用な広告手段となります。

Instagram広告のフォーマットの種類

画像広告

画像広告

カルーセル広告

カルーセル広告

動画広告

動画広告

コレクション広告

コレクション広告

Instagram広告は、画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告などの多彩なフォーマットが用意されています。企業の商品やサービスに応じて最適なフォーマット選びが重要となってくるため、4つのフォーマットの解説をしていきます。

画像広告

画像広告

画像広告は、1枚の画像を使用して商品やサービスを宣伝するためのInstagram広告のフォーマットの1つです。広告主が自由に画像を設計できるため、魅力的なデザインや美しい写真を使用して目を引く広告を作成することができます。また、テキストやリンクを含めることもでき、顧客を企業のウェブサイトやランディングページに誘導することができます。他の広告フォーマットと比べて、作成が容易であるため、中小企業でも簡単に広告を作成して配信することができますが、目を引く魅力的な画像を使用することが重要であり、デザインや写真の品質に注意して作成しましょう。

POINT

・魅力的なデザインや美しい写真を使用して目を引く広告を作成することができる
・作成が容易であるため、簡単に広告を作成して配信することができる

動画広告

動画広告

動画広告は、最大60秒までの動画を利用した広告形式です。60秒まで設定できますが、長い広告は好まれない傾向にあるため、実際には15秒以内に収めるようにしましょう。動画広告は画像広告と比べて、より多くの情報を伝えることができ、視覚的により魅力的な広告を作成することができます。

動画広告を効果的に活用するためには、ストーリー性や情報量、クオリティの高い映像を意識した広告制作が必要です。また、インスタグラムの自動再生機能を利用して、ユーザーが自然に広告に目を向けるような演出を工夫することも重要です。

ただし、動画広告は制作コストが高いため、お手軽に制作することは難しいです。

POINT

・より多くの情報を伝えることができ、視覚的により魅力的な広告を作成することができる
・動画広告は制作コストが高いため、お手軽に制作することは難しい

カルーセル広告

カルーセル広告

カルーセル広告とは、1つの広告枠内に2枚〜10枚の画像や動画をスライドショー形式で表示することができます。

1つの広告内で複数の商品やサービスを紹介することができるため、特に商品ラインナップが多い企業にとっては非常に有効です。また、複数の画像や動画を使うことで、顧客にとって興味深いストーリーを伝えることができ、購買意欲を高めることができます。

スワイプ操作によって画像や動画を切り替えることができ、ユーザーが興味を持った画像により深く関心を持つようになる可能性があり、また、各画像に別々のキャプションを追加することができるため、詳細な説明や製品の説明を提供することができます。

POINT

・1つの広告内で複数の商品やサービスを紹介することができる
・各画像に別々のキャプションを追加することができるため、詳細な説明を提供することができる

コレクション広告

コレクション広告

コレクション広告は、商品やサービスを紹介するために複数の画像や動画を含む広告を作成することができます。要するとInstagram上でカタログのようなものを作成できます。

特にオンラインショップを運営している企業にとっては有用です。広告内で直接購入できるため、商品を直接紹介することができます。

POINT

・複数の画像や動画を含む広告を作成することができる
・広告内で直接購入できるため、商品を直接紹介することができる

掲載場所でのInstagram広告の種類

ストーリーズ

ストーリーズ

発見

発見タブ

フィード

フィード

Instagram広告は、投稿のフィード、ストーリーズ、発見タブなど、いくつかの異なる場所で掲載することができます。以下でそれぞれの種類について説明します。

ストーリーズ

ストーリーズ

ストーリーズは、Instagramの機能の1つで、ユーザーが撮影した写真や動画を、24時間限定で公開することができる機能です。ストーリーズは、直感的な操作性を備えています。ユーザーは、スワイプやタップなど、スムーズな操作で広告を見ることになるため、インパクトのある広告で目を惹きつける必要があります

POINT

・24時間限定で公開する
・直感的な操作性を備えているのでインパクトが必要

発見タブ

発見タブ

発見タブは、ユーザーが新しいアカウントを発見し、興味のあるコンテンツを見つけるための場所です。Instagram広告は、発見タブにも配信されます。そのため、ターゲット層にリーチするために、このタブでの広告掲載も検討することが重要です。特に、商品やサービスが視覚的に魅力的で、目を引く写真や動画を使用して宣伝する場合、発見タブの広告掲載は有効な手段の一つとなります。発見タブは、フィードやストーリーズとは異なり、さまざまな興味を持つユーザーにアプローチすることができます。また、ユーザーが意図的にコンテンツを探しに行く場所であるため、広告に対してより高い関心を持つ傾向があります。

POINT

・さまざまな興味を持つユーザーにアプローチすることができる
・広告に対してより高い関心を持つ傾向がある

フィード

フィード

フィードは、ホーム画面で表示される投稿の流れで、写真やビデオ、キャプション、ハッシュタグなどのコンテンツが含まれます。フィードはInstagramで最も一般的な配信面であり、広告主はフィードに広告を表示することができます。

静止画や動画、キャプション、ハッシュタグ、リンクなどを使用して、広告主の製品やサービスをプロモーションすることができます。広告は、フィード内の他の投稿と同様に、ユーザーのタイムラインに表示されます。

広告には直接リンクを付けることもでき、ユーザーがそのリンクをクリックすることで、広告主のウェブサイトに誘導することができます。製品やサービスを宣伝するために使う配信面としては効果的であり、Instagramの多くのユーザーにアプローチすることができます。

POINT

・直接リンクを付け、広告主のウェブサイトに誘導することができます
・Instagramの多くのユーザーにアプローチすることができる

Instagram広告のメリット・デメリット

Instagram広告のメリット・デメリット

Instagramは世界中で多くの人に愛用されるSNSアプリの1つであり、その人気を背景に、Instagram広告も注目を集めています。しかし、広告を出すことにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。以下では、Instagram広告のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

メリット

ターゲティング制度が高い

Instagramは膨大なユーザーデータに基づいて広告を配信することができるためターゲティング精度が非常に高いです。ユーザーのプロフィール情報、投稿内容、閲覧履歴、アクション履歴などのデータを収集しています。これにより、広告主は、広告を表示するターゲットを、年齢、性別、地理的位置、興味、行動などの要素に基づいて細かく設定することができます。また、InstagramはFacebook傘下であるため、Facebookが持つ広告プラットフォームであるAds Managerを使用して、Instagram広告を配信することができます。

低予算から広告配信を始められる

Instagram広告は、Facebookの広告配信プラットフォームであるAds Managerを使用して配信されます。Ads Managerは、自分で広告キャンペーンを作成し、ターゲットオーディエンスを設定し、広告予算を管理することができます。広告の最低予算は1日あたり100円から始めることができるため、中小企業や個人が低予算で広告キャンペーンを開始し、Instagramでビジネスを促進することも可能です。また、広告の配信結果に応じて、広告費用を最適化することも可能です。

視覚的にアプローチできる

Instagramは写真や動画を中心にしたSNSであり、ユーザーが投稿するコンテンツは主に視覚的なものが多いため、Instagram広告も視覚的アプローチが可能です。広告主は魅力的な写真や動画を使用することで、視覚的なインパクトを与え、商品やサービスを魅力的に見せることができます。また、ストーリーズ広告ではアニメーションやフィルターを使用することで、より視覚的に訴求することもできます。さらに、Instagramのユーザーは視覚的なコンテンツに敏感な傾向があり、視覚的な広告はより効果的な場合があるため、視覚的アプローチは重要です。

女性や若年層ユーザーが多い

Instagramのユーザー層は、20代から30代の若年層を中心に、女性の方が男性よりも多い傾向があります。そのため、若年層や女性をターゲットにした広告キャンペーンを展開する場合、Instagramは非常に効果的な配信面となります。また、Instagramは視覚的なコンテンツを多く扱っており、ユーザーが美しい写真や動画を共有することが多いため、ファッションや美容、グルメなどのビジュアルに重点を置いた商品やサービスにとっても、非常に適した広告配信面となっています。

デメリット

広告ポリシーの審査がある

Instagram広告には、広告ポリシーが存在するため、広告主が自由に広告を掲載することができないというデメリットがあります。この広告ポリシーによって、掲載が禁止されている広告や形式があり、審査によって削除される可能性があるため、広告主が望むような広告を自由に制作することができないという問題があります。また、広告審査に時間がかかることもあり、広告の掲載が遅れる可能性があります。これにより、広告主がタイムリーに広告を配信できないことがあるため、競合他社に遅れを取ってしまうリスクもあります。

シェア機能がないため拡散されにくい

Instagram広告には、一般的な投稿とは異なり、シェア機能がないため、広告が拡散されにくくなっています。ユーザーが広告を自由に共有できないため、ブランドの認知度や知名度を高めるのが難しくなります。また、広告主が自社の製品やサービスを直接宣伝することを意図しているため、ユーザーに共感を呼び起こす投稿が少なく、印象に残りにくい傾向にあります。さらに、広告のブランディングやコンテンツの品質を保持することができる一方で、ユーザーの反応や意見を素早くフィードバックすることができないため、改善点や課題を見つけにくくなるというデメリットもあります。

ユーザーがサービス・商品を探していない

Instagramは、元々は写真や動画を共有するためのプラットフォームであり、ユーザーがコンテンツを閲覧する主な目的は娯楽や情報収集です。そのため、ユーザーがインスタグラムを利用する際には、広告をクリックすることは彼らが求めている情報を得るための手段ではありません。加えて、ユーザーが広告に興味を持たない場合、クリックすることは少なくなるため、クリック率は低くなりがちです。また、広告はユーザーが自発的に探し求めているものではなく、単にコンテンツの一部として表示されるため、ユーザーに誤解を与えたり、不快な印象を与えることがあるかもしれません。そのため、広告主はユーザーが興味を持つようなコンテンツを制作し、適切なターゲティングを行う必要があります。

Instagram広告の課金形式

Instagram広告の課金方法

Instagram広告の課金形式は、主にクリック単価(CPC)とインプレッション単価(CPM)の2つがあります。Instagram広告以外のインターネット広告に関しての課金形式や費用対効果は下記の記事をご覧ください。

CPC

CPC(Cost Per Click)課金は、Instagram広告で掲載した広告がクリックされた回数に応じて広告費が課金される課金形式です。つまり、広告が表示されただけでは費用が発生しません。ユーザーが広告をクリックして、広告主のウェブサイトや商品ページにアクセスした場合にのみ費用が発生します。この課金形式は、広告主が実際にユーザーに反応された広告のみに費用を支払うため、効果的な広告宣伝ができると同時に、広告費を削減することができるというメリットがあります。また、CPC課金は、広告主が広告クリック数に応じて広告のパフォーマンスを分析することができ、今後の広告戦略に反映することができるため、広告の最適化に役立ちます。

CPM

CPM(Cost Per Mille)課金とは、広告を表示する回数に応じて課金される方法で、1,000回の広告表示ごとに課金される課金形式です。つまり、広告を表示した回数に応じて課金されるため、クリックされなかったとしても広告を見た人数に応じて広告費用がかかることになります。

例えば、1,000回の広告表示ごとに1000円のCPM課金を設定した場合、広告が1,000回表示された場合に1000円の広告費用がかかります。つまり、クリックされなかった場合でも広告表示回数に応じて広告費用が発生するため、ブランド認知度を高めるための広告や、商品やサービスを知ってもらうための広告など、広告効果を計測しにくい場合に適した課金形式と言えます。

Instagram広告の出稿方法6STEP

1.Instagramアカウントの作成

Instagram広告の課金方法

Instagram広告を出稿するには、まずFacebook Ads Managerにログインする必要があります。アカウントがない場合は新規でアカウントを作成しましょう。

2.Facebook広告マネージャーにアクセス

Facebook Ads Managerにログインして、広告アカウントを作成します。広告アカウントを作成することで、複数の広告キャンペーンを管理することができます。

3.「新しいキャンペーンを作成」をクリックし、キャンペーンの目的を選択

広告アカウントが作成されたら、キャンペーンを作成します。キャンペーンは、広告の目的や配信方法などを決めるためのものです。

4.ターゲットオーディエンスを選択し、広告セットを作成

キャンペーンが作成されたら、広告セットを作成します。広告セットは、広告のターゲティングや配信方法などを設定するためのものです。

5.広告セットに広告の予算、配信スケジュール、広告形式、広告のテキスト、画像または動画を追加

広告セットが作成されたら、広告を作成します。広告のタイプによって、画像や動画、テキストなどのコンテンツを作成する必要があります。

6.広告セットを確認して承認し、キャンペーンを開始

広告セットが作成されたら、広告を作成します。広告のタイプによって、画像や動画、テキストなどのコンテンツを作成する必要があります。

Instagram広告の成功事例

Instagramというと、メインのアクティブユーザーが20代〜30代のイメージがあると思います。実際にアクティブなのはその年代が圧倒的に多いのも統計データからは明らかです。しかし、広告の反応がこのユーザー層からダイレクトに反応が得られるのか?と言われればそうとも限らないのです。

【事例1】人口8万人の郊外地域の整体院事例

整体院の事例ですが、メインターゲットは40代〜50代の女性になります。

3ヶ月総予算  21万円
集客数(来院) 17人
CPO(来院ベース)  12,352円
バックエンド成約数 10人(成約率58%)
売上(3ヶ月LTV)  1,119,000円(税抜)

直近3ヶ月の事例ですが、以下のようなパフォーマンスになっています。

という結果になりました。3ヶ月という短期間のLTVでも1,119,000円ということなので、充分費用対効果としては取れていますし、今後6ヶ月、1年スパンで考えれば、さらにメンテナンス会員や物販売上なども見込めるため、さらなる売上、利益増が見込めるため、今回のInstagram広告(Facebookも含む)の集客は非常にうまくいっていると言えるでしょう。
今後もこちらの広告は継続して行っていく予定です。

【事例2】最新レーザーによるいびき治療のクリニック事例

45日間総予算    28万円
合計問合せ数    48件
電話問合せ     31件
メール相談     17件
CPA(問合せベース) 5833円
バックエンド成約数(1回5万円) 11件

という結果になりました。直近で非常に広告パフォーマンス自体はよくなっていますが、問合せの割に、診療時間外の14:00-16:00と19:30-20:00という枠しか予約を受け付けられない関係で、非常に取りこぼしが多くなっているのが実情です。
ただ、1度来院してくれてレーザー治療を受けてくれれば、継続していただける方も多くいらっしゃるため、さらなる売上、利益アップが見込めます。
一つ言えることは、Googleなどの検索広告に比べると、半分以下のクリック単価で見込み客からのアクセスを集められている点が大きなポイントになると思います。

【事例3】整体院の事例

45日間総予算    28万円
合計問合せ数    48件
電話問合せ     31件
メール相談     17件
CPA(問合せベース) 5833円
バックエンド成約数(1回5万円) 11件

という結果になりました。直近で非常に広告パフォーマンス自体はよくなっていますが、問合せの割に、診療時間外の14:00-16:00と19:30-20:00という枠しか予約を受け付けられない関係で、非常に取りこぼしが多くなっているのが実情です。
ただ、1度来院してくれてレーザー治療を受けてくれれば、継続していただける方も多くいらっしゃるため、さらなる売上、利益アップが見込めます。
一つ言えることは、Googleなどの検索広告に比べると、半分以下のクリック単価で見込み客からのアクセスを集められている点が大きなポイントになると思います。