インターネット広告の主な課金方法と費用対効果を高めるポイントとは?

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。

 

インターネット広告といえば、リスティング広告、PPC広告、ディスプレイ広告ソーシャルメディア広告など様々な言葉がありますが、自社でもこれから本格的にインターネット広告を出稿していきたいという方もいらっしゃると思います。

 

しかしながら、そもそもインターネット広告ってどれくらい費用がかかるの?どんなふうに課金されていくの?知らないうちに高額な費用になってしまう、なんてことはないのですか?といった質問をよくいただくことがあります。

 

そこで今回の記事では、これからインターネット広告を出していきたいとお考えの方に、ぜひ知っておいていただきたいネット広告の主な課金方法と、費用対効果を高めるためのポイントを解説していきます!

 

 

インターネット広告とは?

インターネット広告とはGoogleやYahoo!などの検索エンジンや提携サイトなどに広告を掲載したり、FacebookやInstagram、YouTubeといったソーシャルメディアに広告を掲載したり、メールマガジンなどを通じて、企業の商品やサービス、Webサイトなどの宣伝活動を行うことです。

 

近年では、スマートフォンが登場したことにより、携帯電話などのモバイル端末、アプリケーションなどに広告を掲載することも可能になりました。これからを称して「インターネット広告」や「オンライン広告」「ウェブ広告」「デジタル広告」とも呼ばれています。

 

以前は新聞、雑誌、テレビ、ラジオを活用したマスメディア広告と呼ばれる広告形態が主流でしたが、現在はパソコンやタブレット、スマートフォン端末の普及により、情報の入手経路がテレビからインターネット(パソコンやタブレット、スマートフォンなど)に移っていく動きにより、インターネット広告の存在感が大きくなりつつあります。

 

インターネット広告はマスメディア広告と比べ、より細かくターゲット層に働きかけられる点や、広告から直接購入、問い合わせといったアクションに繋げられる点が最大の強みと言えるでしょう。

 

参照記事 いまさら聞けない!インターネット広告とは?メリット・デメリットを解説!!

 

インターネット広告の課金方法一覧

インターネット広告の課金方法は以下の6つに分けられます。

 

・期間保証型

・クリック課金型

・インプレッション型

・成果報酬型

・広告視聴単価型

・配信数型

 

 

期間保証型の特徴

期間保証型は、一定期間の広告掲載を保証する課金形態です。

純広告と呼ばれる、一定期間中、決められたwebサイトの広告枠を買い取って掲載してもらう広告形態に多い課金方法です。

 

料金は掲載される媒体や期間によって変わりますが、およそ数万~数千万です。

 

幅広い層に見てもらえる、費用が決まっていてそれ以上かかることがない等のメリットがある一方、表示される回数等が保証されるわけではないので、必ずしも結果に繋がるとは限らない点は注意しましょう。

 

 

クリック課金型の特徴

 

広告がクリックされた時点で料金が発生する課金形態です。

検索ワードに応じて検索結果と一緒に表示されるリスティング広告や業者に複数のサイトに一括で掲載してもらうアドネットワーク広告、ニュースサイト記事やSNSフィードに混じって表示されるネイティブ広告など、幅広い広告形態で利用されている課金方法です。

 

1クリックあたり10円~数百円、高いもので数千円というものまで存在し、単価はキーワードにより異なります。FacebookやTwitter等のSNS上で配信されるSNS広告では1クリックあたり数円~数十円となっています。

 

料金発生のタイミングがクリックであるという分かり易さと細かいターゲティングが可能なことが魅力ですが、思っていたよりクリックされれば費用も予想以上にかかることは注意しておきたいです。

 

 

インプレッション型の特徴

一定期間に実際に広告が表示された回数に応じで料金が発生する課金形態です。

複数のアドネットワークに広告配信できるDSPという手法や過去にサイトに訪問したユーザーに対して再度広告表示をするリターゲティング広告、メディアに記事を配信してもらう記事広告など、クリック課金型と同様に幅広い広告形態で活用されています。

 

インプレッション型の相場は表示回数1000回あたり10円~です。

 

多くのユーザーが見るページにも価格を抑えて表示できるため、認知度を上げるには適していますが、クリック課金型と違い、クリックされなくても料金が発生してしまう事は覚えておきましょう。

 

 

成果報酬型の特徴

主にアフィリエイト広告という媒体主が記事などを書くことでそのリンクから商品購入や問い合わせ、会員登録といったコンバージョン(成果)が発生した時に料金が発生する広告形態で用いられる課金形態です。

 

初期費用に加え、月額5万円前後、もしくは成果報酬の30%前後といった相場です。

 

費用に対して成果が必ず伴うことがメリットである一方、媒体主による誇大広告や不正といったリスクもついてくる為、活用する際には注意しましょう。

 

 

広告視聴単価型の特徴

広告視聴単価型は、動画広告と呼ばれる動画共有サイト等に投稿、もしくは画像広告枠に掲載される動画形式の広告で用いられる課金形態です。

 

単価は1視聴あたり10円~が相場です。

料金が発生するタイミングは再生回数、特定の秒数再生された回数、最後まで再生された回数など様々なケースがあります。

 

動画形式であるため、ユーザーの印象に残りやすい反面、最後まで見てもらえなければ魅力を伝えきれないという欠点もあります。

 

 

配信数型の特徴

メール広告という様々な会社が保有している顧客に対して、メールやLINEで広告を出す広告形態で用いられている課金形態です。

 

相場は1通あたり5円~で、決められた配信数に到達するまで配信され続けます。

 

ユーザーが消去しない限りメールやLINEが残るので、保存性が高いですが、そもそもユーザーがメールを開かないことが多いため、クリック率は他の広告と比べ低い傾向があります。

 

 

インターネット広告の費用対効果を高めるには?

折角インターネット広告を出すのであれば、費用対効果を上げたいですよね。

費用対効果を高めるポイントは以下の3つです。

 

・自社製品、サービスのターゲット層を絞る

・ターゲット層に合った広告媒体を選ぶ

・実際に広告を配信して、その結果から改善点を見つける

 

自社製品、サービスのターゲット層を絞る

まずは自社製品、サービスのターゲットとなる層を見つけていきます。

ユーザーを潜在層、顕在層、顧客層に分け、リピーターを狙う場合は顧客層、見込み顧客に訴えかけるなら顕在層、広く認知度を高めたいなら潜在層に向けて広告を出すことで思うような成果に繋がっていきます。

 

大まかにどの層に対してアプローチするかを決めた後は、ペルソナ(架空の典型的ユーザー像)を設定していきます。

年齢や性別、職業といった基本的なことから、インターネットやSNSの利用状況、趣味、将来の目標など細かく設定しましょう。

 

ターゲット層に合った広告媒体を選ぶ

広告媒体の特徴から、自分の設定したユーザー層が得意な広告媒体を選びます。

広告媒体を選択を誤ると、自分の商品、サービスを知って欲しい人に広告が届きにくくなってしまいます。

 

例えば、顕在層のSNSをあまり利用しない60歳の男性に育毛剤を売る場合では、本人が活用していない以上SNS広告は不向きで、育毛剤が必要であれば悩みが明確なため、直接検索するケースが多い為検索ワードに関係するリスティング広告が向いている、など広告媒体の強みを生かせるかどうかを念頭に置いて考えていきます。

 

 

実際に広告を配信して、その結果から改善点を見つける

実際に広告を配信してみて気づくこともあります。

そういったところから改善点を見つけて、調整していきます。

 

具体的には、「ROAS」、「CPA」、「ROI」の3つを中心に考えていきます。

 

ROAS

ROASとは、広告費に対して何%の売り上げがあったのかを表す指標です。

広告による売り上げ÷かかった広告費×100=ROAS

と、算出します。

ROASの値が100を超えていれば、広告費以上の売り上げがあったことになります。

 

CPA

CPAは、1件分の資料請求や新規購入に対していくらの広告費がかかったのかを算出する指標です。

かかった広告費÷資料請求、新規購入件数=CPA

と割り出します。

CPAが低いほど費用対効果が良く、効率的に集客出来ていることが分かります。

 

ROI

ROIは投資額に対して得られた利益がどれくらいかを知ることができる指標です。

この投資額が広告費以外にも販売促進にかかったあらゆる費用を含めて計算します。

 

計算式は、

利益÷投資額×100=ROI

です。

 

ROIの値が高いほど投資の効果も高いということが分かります。

 

この「ROAS」、「CPA」、「ROI」を計算して、例えばROASが100以下の広告媒体は他の広告媒体への変更を考える、複数の広告媒体を比べてROASの値が高い媒体の予算を上げるなど、今後の方針が決められるのです。

 

 

まとめ

インターネット広告の課金形態にも一長一短があって、どれを選ぶべきか難しいところですが、重要なことは、ターゲットにあった広告媒体選びと、あくまでインターネット広告は一か八かで実施するものではありません。なので、しっかりと計画や予算を立てた上で広告展開していくことをお勧めします。そして、ぜひ今回の費用対効果を高めるポイントをおさえて広告を有効に活用していきましょう。