マーケティング全般

【店舗集客の相談事例】チラシの反応がないのですが、やっぱりもう古いのでしょうか?

Q.チラシを撒いても反応がありません。やはりチラシは古いのでしょうか?

A.反応があるかどうかではなく、そのチラシが"どれだけの人に見られているか?”などの数字を意識して撒きましょう

弊社で経営させていただいている整体院でも、チラシは継続的に撒いています。もちろんチラシだけではなく、フリーペーパーや交通広告など様々な施策を行っています。

特にチラシは、地域密着で行っている事業者さんのビジネスにおいては、非常に重要だと思っています。

ただ、やはり手間やコストがそれなりにかかるので、そういった点でもなかなか反応がなかったりすると、余計に「意味があるのかな」「このまま本当続けて大丈夫なのかな」「もう古いんじゃないか」という、少しネガティブな気持ちが出てきてしまうと思います。

そんな時にお伝えしている事をお話しします。

まず、そもそもチラシは“反応があるかどうか”が指標ではないという事です。

多くの場合、チラシは何千部、何万部と撒いて、そのうち何人から問い合わせがあったのか?何人が予約をしてくれたのか?ということ(いわゆる「コンバージョン」)、つまり何人の人が集まってきたかという部分で判断しているケースが多いと思います。

もちろんそれが一般的で、かけたコストに対して見合った成果が出なければ、継続することが苦しくなってきます。

そこで、SNSを見てみてください。例えばInstagramでは、必ず投稿のインサイトというものを見ることができ、そのインサイトの中で、「リーチ」や「インプレッション」、「プロフィールクリック」などの細かなデータが見られると思います。

用語解説
  • リーチ:投稿が表示された回数。
  • インプレッション:投稿に対して何らかの反応を示した数字。例えば「いいね」やコメントをしたり、「もっと読む」で投稿を表示したり、投稿をスライドするなど。
  • プロフィールクリック:プロフィールページに飛んだ数。
  • Instagramであれば、そういった「問い合わせや予約まで至らなくても、その手前の投稿に対してどんな反応を示しているのか」、「どういう人に見られているのか」ということを確認できます。

    そこで、チラシにも同じような事を適用していただきたいです。

    例えば、まず「どれくらいの人に見られているか」というのは、「何枚チラシを撒いたのか」という部数です。

    また、「インプレッション」は是非見ていただきたいです。その人たちはチラシを手に取って、すぐゴミ箱に行ったのか。少しでも見てゴミ箱に行ったのか。裏を見返したりして何回かじっくりと見てるという人もいれば、チラシからQRコードを読み取り、店舗名を見て、1回でもホームページを訪れたという人もいます。

    あとは「今はいいけれど、何かあった時に取っておこう」という事でチラシを保管している人もいるかもしれません。そういったケースを少しイメージしてみて欲しいです。

    そのため、チラシが実際どれだけ反応があったかという数字だけではなくて、そのチラシがどれだけの人に見られて、どれくらいの店舗名を知ってもらえているのか。もしくは、QRコードから読み取ってホームページに来てくれているのか?という見えづらい数字を、是非意識してチラシを撒いていって欲しいです。

    これは、フリーペーパーでも同じことが言えます。実際、フリーペーパーを見て何人来店したのかという数字を見がちですが、フリーペーパーを見て「ここのお店出てるな」というのを何となく見ている人もいる訳です。それを何回もやっていくうちに「ここのお店はいつも出てるな」と、だんだん店舗名を知ってもらう事ができたりします。

    そのようにして、チラシをコツコツ撒いていく事によって、少しずつ店舗名を知ってもらえたり、顔写真を掲載することで顔を覚えてもらえたりしていきます。

    実は、そういう事がチラシの一番の醍醐味だと思っています。特に地域密着で事業を行っていると、エリアが大体限定されてきますよね。そのエリアに対して「どれだけの頻度でチラシを配布して認知させていくか」によって、集客効果が底上げされていきます。

    例えば、ホームページで考えると、「地域名+整体」や「地域名+美容室」で検索した時に出てきます。その中で、まったく知らない美容室を選ぶのか、それともよく見かける・よく知っている美容室を選ぶのか。また、知りあいや口コミなどの紹介により、誰かに教えてもらった事があるという形で「既に知っているお店」と「全く知らないお店」、どちらを選ぶのか。どちらも確率論的に「既に知っているお店」を選ぶ傾向が強いです。

    そのため、いかに認知活動をして認知を広めていくか?ということが、集客効果を高めていく要素になっていきます。

    チラシの本当の醍醐味とは“反応を得る事”だけではなく、「どれだけのインプレッションをそこから生んだのか」や、「どれだけ影響を与えたり認知をしてもらえているか」がすごく重要になっていきます。お金が底を尽きてしまっては元も子もありませんが、お金が許す限り、チラシをコツコツポスティングしたり、新聞折込やフリーペーパーに折り込んでもらえるサービスを利用したりすること。後は、駅前や人通りが多い場所があれば手配りをするという形で、手間は掛かりますが、とにかくコツコツチラシを撒き続けるという事を、お金と時間が許す限り続けていただけるといいと思います。

    チラシの反応が良いに越した事はないので、改善をしていくという事が必要になっていきます。しっかり取り組んでいただきつつ、チラシの効果というものは非常に大きいという事を、是非ご理解頂ければと思います。

    こちらの相談事例は、YouTube動画でもご覧いただけます。