【費用相場】SEO対策方法の種類とは?SEO歴10年のコンサルが解説!

 

ウェブ集客の話によく登場するキーワードが「SEO対策」です。ところで、「SEO対策」は具体的に何を行う対策なのかはご存じでしょうか?今回の記事では、「SEO対策」についての概略的な説明、掛かる費用などについてSEO対策の種類別に説明をしていきます。

 

目次

SEO対策とは?

まずは、「SEO対策」について簡単に説明します。SEO対策とは、「検索エンジン最適化(S)earch (E)ngine (O)ptimization)」の頭文字を取った略称です。「外部SEO対策」「内部SEO対策」と大きく分けて2種類の方法に大別されます。

 

信頼性の高い優良な被リンクを集める「外部SEO」と、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供し、適正に検索エンジンにページ内容を理解・評価されるように技術的にWebページを最適化する「内部SEO」という区分けがされています。

 

これにより、Googleなどの検索エンジンでキーワード検索された場合に、検索順位の上位に表示されるようにしてより多くのホームページにアクセスが集まるようにできるようになります。

 

2020年9月時点の日本においては、日本における検索エンジンのシェアのおよそ80%をGoogleが占めているところから考えると、「SEO対策はGoogle検索エンジンの対策」となっています。それでは、一つずつ順を追ってご説明します。ちなみに、Yahoo!も現時点では、Googleの検索アルゴリズムを採用しているため、同じ基準に基づきランキングが決定しています。

 

「内部SEO」対策

 

「内部SEO」とは、検索エンジンにおける上位表示と検索からの集客、収益化を目的に、サイトの内部構造や、htmlタグのソースを検索エンジン用に最適化する事を言います。

 

主な施策内容としては、以下のようなものがあります。

 

タイトルタグの設定……

タイトルタグはGoogle検索順位を決定するためにサイトを評価する際に用いられます。

 

メタデスクリプションの設定……

 

Webページの説明文を検索結果に表示させる為に設定するタグのことで、PC版の検索結果であれば120字程度、モバイル版は50字程度の文字が表示されます。

 

サイト内構造の改善……

ユーザーがサイト内で必要な情報にたどり着きやすいサイト構造を設計すれば、SEO対策としても適したサイト構造になります。

 

内部リンクの設置……

内部リンクを整備することでGoogleのクローラーの巡回がスムーズに行われるようになり、テーマの関連性が検知されやすくなりホームページ全体の評価が上がります。

 

内部SEOは、少なくとも200種類以上はあります。外部の優良なサイトからのリンクの関係があるといった外的要因を除いて、ページやサイト上に関する要素を内部SEOと呼びます。

 

コンテンツSEO対策

 

「コンテンツSEO」とは、「ホームページを構成している文章を磨き上げる」ということです。まずは、ホームページの来訪者にとってクォリティーの高い情報を提供出来るようにホームページの文章を練ることです。

 

コンテンツSEO対策において最も重要となるのが、「ユーザーの検索意図の理解」です。ユーザーは何かしらの意図を持って検索をしています。ユーザーが知りたいこと(インサイトも含めて)を把握し、それに基づいたコンテンツ(記事や動画など)を提供する必要があります。

 

SEO対策にかかる費用の実際

 

一番気になるのは、「SEO対策にはお金がいくら掛かるか」ということではないでしょうか。SEO対策に掛ける費用を「費用対効果のある広告費」にするためにも、SEO対策の相場について知っておきましょう。

 

成果報酬型

成果報酬型では、例えば専門の企業に外部SEO対策を委託する場合、月額1万5千円から数十万円と幅のある料金設定になっています。この場合は「検索順位で上位表示される」などの成果が出た場合に料金を支払う形になります。

 

月額の場合は、上位表示された日数分を日割り計算された分のみお支払するケースもあります。

 

対策の内容としては、以下のようなものになります。

 

・キーワード選定(検索結果で上位表示したいキーワードを選ぶ)

・キーワードをもとにした内部対策の提案(ホームページのコンセプトや内容に統一性を持たせる)

・外部SEO対策(他の有力なホームページにリンクを張ってもらえるようにする)

 

(ⅰ)成果報酬型のメリット

検索順位が上位表示されるまではお金がかからず、上位表示された日数分だけ費用が発生するという料金体系です。短期で自社の強みを特定のキーワード群を用いて検索対象として確立させたい場合や初期費用をかけたくない方は成功報酬型がおすすめです。

 

(ⅱ)成果報酬型のデメリット

一見すると、安心して安く済ませられそうな料金体系に思えますが、初期費用を考慮された上での成果報酬なので、「検索順位で上位表示される」などの成果が出た場合には高額な成果報酬の請求をされる可能性があります。

 

また、特定のキーワード群だけで検索順位を上げたいという視点に陥ってしまいがちなことには注意しなければなりません。特定のキーワードにこだわることによって、次のようなデメリットが生じる可能性があります。

 

成果の出せない検索キーワードの場合にSEO対策をしてもらえないことがある

SEO対策会社にとって、成果報酬タイプのSEO対策を行う場合には、成果がキッチリでないと利益は出ません。成果が出にくいキーワードに関しては、初めからSEO対策を断られる場合もあります。また、長期間上位化ができなかった場合も断られる場合があります。

 

契約解消後にランクが下がることもある

成果報酬型のサービスを外注した期間は検索順位を維持するのに、契約終了すると必要なコンテンツ量が足りなくなり、検索順位が下がることがあります。

 

この点に関しては、コンサルティングの形態を採る成果報酬型SEO対策を活用して、結果の出た有効な施策を自社にストックしていくことで、契約解消後も社内でSEO対策ができるようにすることも可能です。

 

(ⅲ)SEOコンサルティング活用の際は、ココに注意!! 

サイト全体へのアクセスの流入サイト全体でのコンバージョン(webサイトでユーザーが商品購入やお問い合わせをすること)の最大化を目指すのであれば、ホームページ全体を俯瞰できるコンサルティングを依頼するのが最適な場合もあります。

 

コンサルティングを成果報酬型で依頼する場合に気をつけるべきことは、「コンサルティング業者をしっかりと見分ける」ことです。

 

顧客の利益よりも自社の報酬を優先に考えているような悪質な業者の場合には、外部リンクを設置することで無理やり順位を上げようとします。こういった方法で上げた順位はGoogleからのペナルティーを受ける対象となり、一時的には順位が上がるかもしれませんが、しばらくして順位が急落するケースがあります。

したがって、SEOコンサルティングを頼む際には、依頼した業者がどのような方法で施策していくのかを念入りに確認して、本当に信頼が置ける業者なのかを選定しましょう。

 

月額固定費型

月額固定費型は、価格としては、以下が相場になります。

 

・外部SEO被リンク対策(優良なサイトからのリンクを張ってもらう対策)…5~15万円

・取材ライティング型のコンテンツSEO…5万~30万

・中小企業向けSEOコンサルティング10万~30万

・大企業向けSEOコンサルティング…数十万~100万以上

 

(ⅰ)月額固定費型のメリット

成果報酬型で、キーワードによっては断られる場合があるとお伝えしましたが、月額報酬型では成果に関係なく支払いが発生するため、難しいキーワードでも対応してもらえます。Googleからペナルティーを受けないように手堅く対策されるため、リスクを抑えられます。

 

(ⅱ)月額固定型のデメリット

結果が出ても出なくてもまとまった金額の費用が掛かるので、SEO対策の内容と費用が釣り合っているかを日頃から確認する必要があります。

 

また、最低契約期間が決められている場合があり、最悪の場合は半年間続けても結果が出ないこともあるかもしれません。それでもかかる費用は毎月同じ金額のため、長期間の不必要な出費を出さないためにも、業者が信頼できるかどうかの判断が重要になります。

 

一括支払い型

一括支払い型を代表するサービス内容としては、以下の内容が相場と言われています。

 

・SEOサイト設計コンサルティング(SEO効果を狙ったサイトをスムーズに立ち上げること)⇒10万~100万以上

・内部SEO対策( リスクなく手っ取り早く検索順位を上げる手段)⇒10万~20万

・コンテンツSEO(記事作成によってアクセス数増加を目指す)⇒数千円~10万円

 

(ⅰ)一括支払い型のメリット

一括支払い型の特徴は、記事の納品や内部修正について一括で一定金額を納めて対策してもら点にあります。サイトの設計や作成から依頼できるため、初めからSEO対策をしたいと考えている方に向いています。

 

(ⅱ)一括支払い型のデメリット

継続的にコンテンツの書き足しをする場合やPDCAを回しながら運用していきたい場合は適さない可能性があります。また、SEO対策は効果が出るまでに時間がかかる場合がほとんどです。

すぐに結果が出ないからやめるということにもならないようにすることが大切です。あくまでも、コツコツ対策を積み重ねていくことが大切です。

 

SEO対策と検索連動型広告の違いとメリット・デメリット

 

SEO対策はユーザーが検索エンジンで検索した際に自社のホームページを上位に表示するための施策ですが、「検索する」行動をとっているユーザーに対して集客をする別の手法として検索連動型広告(リスティング広告)というものもあります。⇒インターネット広告とは?種類やメリット・デメリットを徹底解説!

 

ここでは、SEO対策と検索連動型広告の違いやメリット・デメリットを解説します。

 

(ⅰ)SEO対策のメリットとは?

長い目で見た時に、SEO対策はコストの削減になります。SEO対策が即座にアクセス数を集めるような効果をもたらすわけではありませんが、SEO対策の過程で増やしたコンテンツやページはデジタルな資産として蓄積されていきます。

 

SEO対策は、しっかりと取り組むことで、検索下位のページよりも検索上位の会社の方が社会からの信頼が厚いくりなり、企業のブランディングにも一役買います。

 

(ⅱ)SEO対策のデメリットとは?

SEO対策は、昔に比べて、これをやれば結果がしっかり出るという明確な基準が明白ではなくなってきました。それは、Googleがよりユーザーのためになるコンテンツを重視するようになってきたからです。

 

例えば、単純に外部リンクを張っただけの対策や付け焼刃のような対策が有効でなくなってきたことなどがあります。

 

その場しのぎのような対策は見抜かれて検索順位が下がるように変化するため、日々のメンテナンスが重要です。またすぐに効果が得られないため、中長期スパンで考える必要があります。

 

(ⅰ)検索連動型広告(リスティング広告)のメリットとは?

 

検索連動型広告(リスティング広告)についても少しご説明します。検索連動型広告とは、「GoogleYahoo!などの検索エンジンユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。

 

商品やサービスの購入を積極的に探しているユーザーにアプローチできるため、費用対効果が高いのが特徴です。

 

メリットとしては、以下の通りです。

 

すぐに結果が出やすい

広告の入稿などの手続きが完了すると、すぐに検索画面に反映されます。お金をかければ、その分集客が見込めます。

 

クリックを集めやすく、効果検証がしやすい

闇雲に打つ広告ではなく、ターゲット層を絞って発信している広告なので、新規見込み客の方に届きやすいのが強みです。

 

(ⅱ)検索連動型広告のデメリットとは

一クリック当たりの単価が高い

「一日当たり○万円分の広告を打つ」という設定ができるので深く心配する必要はありませんが、お金をかけ続けることが利益と釣り合うかどうかをしっかりと考える必要があります。

 

競合の存在について

どのような分野であれ競合はほぼ確実に存在します。前項「一クリック当たりの単価が高い」にも関連するのですが、検索連動型広告における広告費用はオークションで決まる為、入札する競合他社の存在が多ければ多いほどクリック単価が高騰します。

 

配信を停止したら、新規顧客の流入が止まる

最大のデメリットがこの部分です。配信を止めることで、広告からの新規見込み客の流入が止まります。この点が検索連動広告の抱える大きな弱点なので、デジタルな資産が積みあがっていくSEO対策を同時にバランスよく行っていくことでフォローするという手があります。

 

SEO対策が向いているカテゴリーとは?

向いているカテゴリー

SEO対策に向いていると言われている業界は、「人との会話で扱いづらい事柄に関する業界」だと言われています。人に相談する前に自分でも情報を集めて、最も信頼できそうな人を探すために人は検索エンジンを使います。SEO対策をしっかり行っておけば、新規見込み客の方がホームページにたどり着く可能性が高まります。

 

向いていないカテゴリー

外食、美容院、不動産のような既に大手のポータルサイトが機能している業界は不向きだと言われています。既に開拓されている部分が多く、今ではブルーオーシャンではありません。

 

まとめ

SEO対策の価格の相場と相場に関する知識について説明を進めてきましたが、いかがでしたか?

 

Web会社一社の見積もりをすんなりと鵜呑みにせず、だいたいの相場を把握したうえで数社の相見積もりを取ることをお勧めします。この記事を読んでくださった皆様が、ホームページを活用して、さらに自社のビジネスを拡大されることを祈ります。