[HP制作費用相場]業界10年のWebコンサルタントがホームページ料金相場をわかりやすく解説!

 

現代の中小企業経営において、集客や顧客開拓、そして販売促進の方法として大きく役立ってくれるのが、自社のホームページです。今やホームページは、インターネット集客ウェブ広告、見込み客や既存顧客への最新の情報提供、または顧客からのお問合せ窓口といった多種多様な役割を担うようになっています。

 

そんなホームページも、今では個人や自社でも制作することが可能になりました。WordPressやWix、ペライチといった代表的なホームページ作成ツールが登場してからはかなり便利となりました。

 

しかしながら、自社でゼロからすべて制作をするのは時間もコストも大きく掛かってしまいます。そのためビジネス等で活用する本格的なホームページを作る際は、ホームページ制作会社に依頼するという方が大半を占めています。

Webコンサルタント/ディレクター 伊藤大輝
Webコンサルタント/ディレクター 伊藤大輝

 

ホームページを一新するならこだわって良いものを作りたい!と思っても、どこに依頼するのか、どこまで委託するのか、そして日頃のページや記事などのコンテンツの更新作業、いざという時のウェブサイトの保守・メンテナンスなどのコスト面も気になるところです。

 

今回の記事では、そういった点を踏まえながら、ホームページ制作の際には必ず気になってくるであろう料金の相場についてわかりやすく解説いたします。

 

1、ホームページ制作のおおまかな相場

ホームページの制作にかかる費用のおおまかな相場をご紹介します。

 

ホームページ作成時にかかる代表的な費用について
オリジナルデザインでの制作30万円〜100万円
テンプレートベースのデザインでの制作5万円〜20万円
WordPressの設置5万円〜
内部ブログ設置5万円〜
ホームページの原稿執筆5万円〜15万円(文章量やページ数により変動)
更新性の高いページにカスタマイズ(CMS導入)1ページにつき5万円〜10万円
ディレクションを依頼5万円〜
EC(ネットショップ)サイト制作50万円〜
SEO対策/コンサルティング(内部・外部対策)月額10万円〜
問合せフォームの制作1万円〜5万円
ページの追加制作3万円〜5万円
バナーデザイン制作3,000円〜1万円
写真撮影3万円〜5万円
ランディングページのデザイン制作10万円〜30万円

※ひな形(テンプレート)を使用して依頼する場合、コストが低いメリットもありますが、自由度が低く、ホームページ作成後のサポートが手薄な場合がありますので事前にご確認ください。

※Webディレクターとは、ウェブサイト制作の方向性やサイトの設計、工程やスケジュールなどを指揮・監督・管理する役割を担う重要な仕事です。「ディレクション費」と一般的に呼ばれます。制作会社によっては、営業の方が兼任している場合などもあります。

 

定期的にかかる代表的なランニングコスト
サーバー管理・保守メンテナンス月3,000円〜5,000円
ホームページの更新・修正サポート月2万円〜3万円
SSLサーバー証明書の取得・管理月500円〜2,000円

 

ホームページを作ろうと思っても「せっかくホームページを作るならこだわって作りたい」という気持ちと「無駄なコストは省きたい」という気持ちがあるかと思います。

 

それらのバランスを考える為に、まずは大まかにホームページの制作工程を4つに切り分け、ホームページ制作費用の内訳の説明を交えながら、各工程を順番に深掘りしていきます。

 

参考記事 ➡︎ 集客できるホームページを作るための5つの要素とは?

 

2、ホームページ制作の各工程と制作費用について

①緻密なヒアリングや打合せを重ねる

ホームページの総ページ数、ホームページ来訪の見込み客の心に響くキャッチコピー作りに至るまで、依頼者側と制作者側がミーティングを重ねて情報を正確に共有する必要があります。

 

「ホームページに載る企業の思い」と「見込み客のニーズ」が重ならなければお問合せには繋がらないため、ヒアリングや打合せを重ねて制作者側に意図を伝え、両者の思いを近づけていくことが必要になってきます。

 

これらのヒアリングや打ち合わせなどで聞き取った内容をデザインや仕組みに反映させるために、次の工程に進んでいきます。

 

②Webデザイナーの手による原案の作成 

今や、自社のホームページがあって当たり前、お問い合わせはホームページから、という時代です。

 

ありきたりなデザインのホームページだと、見込み客の印象に残らないものになってしまいます。印象に残るホームページにするためにもデザインやコピーライティング力が必要になってきます。

 

高品質なホームページは、多くの専門家の手が加わって製作されています。

 

その中で、Webデザイナーはホームページのデザインを練る専門家として、トップページを飾る色やコンテンツの形、さらに画像の効率的な配置、見栄えのする構成を考えます。

 

こういった作業は、顧客ごとにニーズが違うために、すべて個別対応の形で進行していきます。このようにお客様に合わせてオーダーメイドとなるため、費用が上がってしまいます。

 

作業の手間暇を考えると、どうしても制作日数がかかり、その分だけ人件費が発生します。

 

また、制作日数だけではなく、全体のページ数を何ページで構築するかによっても値段が変わってきます。同じページの構成に見えても、それぞれ1ページずつデザインされているのでページ数に比例して料金も上がります。

 

話は少しわき道にそれますが、「一度見たら忘れられないCM」ってありませんか?

 

そういったCMは、必ずと言ってよいほど人を引き付けるコピーライティングの技法が使われています。

 

このようにホームページは、トップページのような人目に付く部分も、コピーライティング技術やプログラム言語、など人目につかない部分にも専門知識などを活用して作りこまれています。

 

 

③コーダーによるサイトコーディングでWebページを構築

デザインが決まればコーダーに仕事の出番が回ります。

 

コーダーとは、「ホームページの構築に必要な各種ホームページ用言語を記述する専門家」を指します。

 

ホームページを正常に動かすためには、HTML、javascript、CSSなど複数の言語で無駄なく記述する必要があります。そういった背景があり、専門的なプログラミング言語を自由自在に書きあげるコーダーは、日常生活に即した表現に当てはめると「ホームページの建築屋」であるとも言えます。

 

現実の家屋に玄関、廊下、各部屋があるように、インターネット上に優れたデザイン空間を構築するための複雑なプログラムを書いている方々が、コーダーです。

 

どんなに優れたデザインが考案されても、それを形に起こせる専門家がいなければ、デザインは単なる「絵に描いた餅」になってしまいます。

 

それゆえ、Webデザイナーによって洗練されたデザインを、実際にホームページの構成プログラムとして書き起こせる専門家である「コーダー」の役割は非常に大きいです。

 

現実の家屋と同様に、「デザインが凝っているもの」「動作性が高くて便利なもの」を実際に作りだす建築屋さんに相当の腕前が必要になるのと同じ状態だと考えてみると、デザイナーのデザイン案を書き起こすコーダーにも相当な腕前が必要となります。

 

また、どれだけ腕の良いコーダーであってもプロの仕事を行うためには、これらの一連の作業工程に時間をかける必要があります。これが、デザイン料に同じく高額な請求額になる一因となっています。

 

④制作後の定期的なコンテンツの更新作業とメンテナンス

ホームページは「制作したら、そこで終了」というわけにはいきません。

 

サイト更新や修正、画像やデザインの加工などの「更新」やサーバー管理やシステムの保守などの「メンテナンス」が必要になってきます。

 

制作会社に制作してもらったホームページは、自力での更新作業が非常に難しいです。

 

しかし、ブログや最新情報などの更新をせず、何年も経っているとその会社が営業しているかどうかが見込み客に伝わらないということも考えられます。

 

また現時点で最も強力な検索エンジンはGoogle検索です。検索順位で上位を維持するためには、SEO対策をはじめとしてアクセスアップをする施策を日々しっかり行っていく必要があります。

 

しかし、SEO対策を謳っているホームページ制作会社でも、継続的にサポートしてくれるところは稀です。新しいビジネスチャンスの獲得の可能性を上げたい場合は、予算をかけてSEOの「設定」をしてもらい、継続的にサポートしてもらえるかどうかの確認も制作会社に確認する必要があります。

 

また、更新と同じくらいに重視されるのが、ホームページの保守とメンテナンスです。

 

例えとして、最悪のケースを想定すると「ホームページが機能していなくて、顧客からのお問い合わせに対応できない」ということが考えられます。

 

Webの目まぐるしい移り変わりに合わせて、セキュリティへの対応やブラウザの仕様などをして、常に正常にホームページが表示されるようにしておかなくてはならないため、ホームページ完成時点で「完璧だ」と思っていても、「保守・メンテナンス」は継続的に必要です。

 

また状況も激しく変化するWeb上は、プロでないと分からないような多くの知識が必要になります。

 

そういった面で、ホームページの「月額制の更新費用」という費用についても考えることが必要となる場合があります。

 

以上が、「ホームページの制作価格の相場を決める要素」であり「ホームページ制作にかかる費用の高額請求の要因」となっています。

 

まとめ

今回の記事で示した相場はあくまでも一例です。

 

結論的には、ホームページの制作費の相場を決める要素は「ホームページ制作の依頼先をどこにするか?」「会社ならば、どのくらいの規模の会社に任せるか?」「どれくらいの内容の濃さをホームページに持たせるか?」によります。

 

実際に制作費用の変動の振れ幅を一言でまとめるとすれば、「ホームページに求める機能性の高さによって制作に掛かるコストは変動する」ということが言えます。

 

また、依頼先によっても料金体系や実現可能な範囲も異なりますので、何社か見積もりを受けることをお勧めします。